徒然日記

教育にテコ入れを(逢坂誠二の徒然日記)

【24年12月17日 『逢坂誠二の徒然日記』8021回】
昨夕、札幌入りしました。夜明け前、雲が広がっています。氷点下8度程度。日中も曇り、最高気温は氷点下2度で真冬日となります。夕方からの本会議に備え、午後には都内入りします。

1)選挙の成果
自民党が、政策活動費という裏金の全廃にやっと同意しました。自民党は公開方法工夫支出という抜け穴を温存する方針だったのですが、それも行わないことも含め完全廃止です。また旧文通費の公開もやっと自民党が合意しました。

今までは議論にすらかたくなに応じようとはしなかったのですが、今国会では、一気に話が進んでいます。これは皆さんの一票の力によって、与野党逆転という選挙の成果です。

2)教育にテコ入れを
「国立大学の法人化以来、学術研究の劣化が著しいと、多くの誠実な研究者が訴えている。文科省と大学当局が進めている“選択と集中“は、研究現場の自発性や意欲を削ぎ落としてしまった。実用的な分野に集中的に資金が配分され、基礎研究が軽視されるようになった。使途が割合自由な交付金が激減し、研究室は殺伐とする一方だという。」

この文章は、『石橋湛山を語る』(集英社、2024)の田中秀征さんのあとがきから引用したものです。

「学術研究の劣化、研究現場の自発性や意欲を削ぎ落とす、基礎研究が軽視、研究室は殺伐」、こんな言葉が並んでいますが、全く同感です。

特に私は、役に立つ学問、儲かる学問に優先的に資金が回ることに多いなる危機感を抱いておりました。このことを田中秀征さんは「実用的な分野」と指摘しておりますが、この点に関しても、同じ懸念を抱いています。

日本の国立大学は、研究が劣化していると同時に、運営に苦慮する大学が多くなっています。ある総合大学の学長さんも相当に苦慮しているとの本音を吐露しておられました。

幼児教育から高等教育まで、日本の教育にテコ入れをしなければなりません。

ところで、この本の中で田中秀征さんは
「現行憲法の尊重、先の大戦の「国策の誤り」を認識、言論の自由に対する特段の配慮、拡大膨張政策の排除と国家主権の尊重、経済発展の目標には国民生活の向上」、
これらが保守本流の基本政策だと述べています。この点からすれば、私は紛れもない保守本流です。

【24年12月17日 その6324『逢坂誠二の徒然日記』8021回】
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