徒然日記

大間原発(逢坂誠二の徒然日記)

【24年11月30日 『逢坂誠二の徒然日記』8004回】
函館の朝、路面に薄らと雪が残っています。零度程度です。日中は晴れ、5度程度になる見込みです。

1)大間原発
原子力規制委員会は昨日の審査会合で、大間原発の基準津波について、最大で7.1メートルになるとする電源開発側の説明を了承しました。

大間原発の審査は申請からまもなく10年と長期化し、対策工事の開始時期はこれまで6回延期されています。

今後は最大規模の地震の揺れを示す「基準地震動」が焦点となります。

核燃料サイクルは破綻しています。そのための重要施設となる大間原発は稼働させる意味のない原発です。政府は使用済み核燃料を再処理せず、他の処分の方法へと転換しなければなりません。核燃料サイクルを実施しても、使用済みMOX燃料が発生するだけで、何の問題解決にもならず、単なる問題の先送りです。

核燃料サイクルを推進する皆さんは、原発のことを勉強し本当に理解しているのか、疑問に思います。

【24年11月30日 その6307『逢坂誠二の徒然日記』8004回】
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皆様のコメントを受け付けております。

  1. こんにちは。

    大間原発、真面な機械屋さんが計画の中枢に居れば、
    間違いなく断念となると想像します。

    ご存じとは思いますが、原発の耐震性は建築業界で使う
    解析コードによる強度解析(時刻歴応答解析)です。
    一方、機械の世界では、それよりも遥かの厳しい基準の
    数値を当て嵌まめだけでなく、全く別の考えによる、
    瞬間的なピーク値をとらえることのできる解析コード
    (単位応答解析)を使います。

    大型構造物の場合、後者は前者が可とした結果を不可と
    することが殆どです。原子炉の振動解析には後者を、
    他の処は前者を使っているものと想像しますが、
    もし、原子炉も前者れあれば、国家的自殺行為です。

    うらべ
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    話が前日の「徒然日記」に戻りますが、クラーク先生から薫陶を受けた
    札幌農学校1期生で、クラーク先生に学んだ、北大初代総長、佐藤昌介さんが
    次のように書き残されているとのことです。

    (要約)クラーク先生が米国への帰途に立つ際、島松の駅逓まで
    見送りに来た農学校生たちと暫しの休憩の後、先生はヒラリと馬に
    またがるや、別れを惜しむ学生たちに向かって、
    「Boys be Ambitious!, Like this old man!」と叫びび、鞭を当てて
    函館へ向け駆け出して行った。

    「Boys be Ambitious!」と言ったのは、この時だけで、普段、学校では
    「Be gentle!」あるいは、「Boys be lofy Ambitious!」と常々言っていた
    とのことです。

    石橋湛山がクラーク先生の残された言葉に薫陶を受けたとは知り
    ませんでした。しかし、何だかピタリとはまりますね。

  2. (訂正です)
    「Boys be lofty Ambitious!」と常々言っていた
    ――――――――――――
    うらべ
    ――――――

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