徒然日記

石破総理の変節と逃げ(逢坂誠二の徒然日記)

【24年10月2日 『逢坂誠二の徒然日記』7945回】
夜明け前の都内の空、雲が少な目です。気温は21度程度です。日中は32度にまで上がるとの予報が出ています。今日は、札幌で道連の仕事を行なった後、帰函します。

1)石破総理の変節と逃げ
昨日、臨時国会が開会しました。

今回の国会は、残念ながら、石破総理をはじめ新閣僚との丁々発止のやり取りはありません。解散するための儀式的な国会となります。能登等の災害被災地の状況や、国民の生活を考えての対応ではなく、政権延命だけが目的になっています。

特に裏金の対応は、あまりにも不誠実です。使途不明金が、山の様にあるのに、課税もされなければ、税務調査も行われません。

何か問題が発生しても責任を問うことも検証もないまま選挙を迎え、水に流すことを繰り返しているから自民党議員が増長するのです。当然、問題解決が先送りされ、それが日本の停滞に繋がっています。

それにしても驚くのは、岸田総理をさしおいて、一昨日の段階で、石破総裁が解散に言及したことです。石破さん自身「首相でない者がこのようなことを行うのは、かなり異例なことだと承知をしている」と認識し「おきて破り」だとも認めたのです。総理就任前から憲法に反する可能性のある行為を行うことに驚きを禁じ得ません。

また昨日の首班指名投票時に、石破総裁が登壇した際に、拍手も何も起こらなかったことも前代未聞のことです。いつもであれば、拍手や多少の歓声もあるのですが、石破総裁が投票したことすら分からない中で淡々と投票が進んだのです。石破総理の党内での微妙なバランスが窺い知れる一場面となりました。

石破総理は、就任初日から既に変節し逃げの姿勢に入っています。正面からの議論を期待しただけに残念です。

【24年10月2日 その6248『逢坂誠二の徒然日記』7945回】
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皆様のコメントを受け付けております。

  1. こんにちは。

    石破さ、地金が出ているだけだと思いますよ。

    ところで、先週末、5年振りの大学の同期会が札幌であり、今治ー松山ー伊丹ー新千歳、
    新千歳ー伊丹ー新大阪ー今治と旅をしてきました。ほとんどの方がノーマスクの中、
    一人マスク着用だったのですが、何故か、新型コロナに感染しました。
    高級ではあるもののやや古いホテル(京王プラザ)が全館空調であったこと、
    同期会でのマスクを外しての「都ぞ弥生」などが原因だったかも。

    それはともかく、道中、異様な光景ばかりで驚きました。まず、今治ー松山では
    、畑やミカンの木々を覆うツタのような植物(手入する人が居なくなったという事
    ですね、温暖化も影響しているでしょう)。

    新千歳空港では到着ロビーの外へ出ますが、出た途端の、東南アジアの市場かと
    見まがう、思い思いの飾りの店舗の密集具合。10数年前には見られなかった
    異質な空間が出来上がっていました。また、帰路、日曜日だったこともあるのか、
    航空券購入、搭乗手続きの人が長蛇の列。40分ほど並びましたが、当初は
    人のいるカウンターは一つ。その後、3つに増えましたが、何故か一つは
    2人の職員がCLOSEの立て札を置いて、PC画面を見ながら雑談し、もう一つは、
    途中からCLOSEの立て札を置きながらも受付。

    やっと、保安検査場へ行くも、何故か、3か所ある検査入口は開いていましたが、
    何故か途中で2か所のみに。暫らく後、再び、慌てて3番目も開きました。

    同じ伊丹へのフライトで並んでいた大阪人と思しき中年夫婦は、「伊丹なら
    こんなことは無いわな…」とあきれ顔。私からは、北海道の人の大らかさですよ、
    とフォローしておきました^^;

    若い人ばかりだったので、恐らく、何時になく人数が多く、現場の変化に対して
    臨機応変に対処する方法に慣れていなかったのでしょう。

    その後、伊丹からリムジンバスで新大阪へ。この道は大学在学時以来ですので、
    40数年振りくらいですが、あの道の辺りも随分と寂れていました。ここでは、
    家の周りにツタが繁茂する場所も。空港近くはラブホテルの密集地。昔は無かっ
    たと思います。

    そして極めつけが、新大阪駅。リムジンバスを利用するのが約半世紀ぶりですので、
    その時間の成せる技でしょうが、大阪の表玄関の一つ新大阪駅の正面入り口の何と
    寂れたこと。また、駅構内へ入ると、改札を入るまでの通路は、ここでも東南
    アジアの市場を連想させる派手さ。

    新幹線駅、空港ターミナルビル、共通していることが一つありました。保安検査所、
    待合室などの空港設備などへの入口を示す表示が、恣意にひしめく店舗の派手な飾り
    で隠れて見えないこと。職員に聞かねば判りません。駅では、昔の様に券売機が並ば
    ないでの、そこが店舗となったのかもしれません。

    以上、だらだらと札幌への旅の印象を記しましたが、一言でまとめれば、日本社会の
    疲弊、見る人から見れば、明らかだろうと言う事です。15年ほど前の札幌での同期会
    への参加の旅では感じられなかった事ばかりです。田舎の人口減や職員の不手際は
    別として、第二次安倍政権の9年間は日本を経済面あるいは心理面で貧しくし、
    決定的に棄損したのではないかと思います。

    うらべ
    ―――――――
    表示が、

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