徒然日記
岸田さんの空約束(逢坂誠二の徒然日記)
10月です。今日、石破総理が就任します。しっかり議論をすると思わせていた石破さんですが、国会での議論を避け、15日が衆院選の公示となります。現行憲法下で総理就任から最短の選挙となります。
総理就任冒頭から前言撤回、翻意した格好となり、呆れるほかありません。しかしどんな状況であっても選挙は、全力を尽くして真正面からしっかり戦います。
1)岸田さんの空約束
岸田さんは、今年6月21日の総理会見で、次の発言をしました。
「第二段の対策として、年金(生活)世帯や低所得者、地方経済に焦点を絞って、思い切った検討をしてまいります。具体的には、物価高の中で食費の高騰などに苦しんでおられる年金(生活)世帯や低所得者世帯を対象として、追加の給付金で支援することを検討いたします。」
「さらに、学校給食費等の保護者負担の軽減、飼料高騰などの影響を受ける酪農経営などの農林水産業、そして中小企業、医療・介護、保育、学校施設、公衆浴場、地域公共交通、そして物流、地域観光業等に対する物価高騰への幅広い支援を、(物価高騰対応)重点支援地方(創生臨時)交付金の拡充により、きめ細かく講ずることを検討してまいります。」
私が街頭に立っていると、これらについて期待する声が寄せられます。特に苦しい生活を強いられている年金生活やからは、追加の給付金はまだか、いつ支給される等の声を頂戴します。この点について、担当する内閣府に確認しました。
*秋の経済対策の中で検討してまいる、という発表をした
*経済対策を策定するようにと指示が事務方まだ降りていない
*したがって何もしてない
*次の総理がどう考えるかになる
こんな回答で、あまりにも不誠実です。
6月21日に発表して、8月14日に退陣を表明するまでの間、事務方に指示すらしていないとは、理解不能なことです。6月21日の会見は、空約束だったということです。総理の言葉が、あまりにも軽い上、国民を愚弄しています。
今日、石破総理が就任しますが、その言葉にも細心の注意が必要ですし、国会議論を避けるなど、もう既に空約束が始まっています。
【24年10月1日 その6247『逢坂誠二の徒然日記』7944回】
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こんにちは。
岸田首相、随分と実のない人でしたね。自民党の政権瓦解の一歩手前という事でしょう。
しかし、残念ながら、野党に力がない、国民に訴える力もないので、まだ暫くは自民党
政権が命脈を保つと思います。4,5年以内に、野党が確りとしなければ、国民が不幸に
なります。
うらべ