徒然日記
22年7月30日 その5454『逢坂誠二の徒然日記』(7151)
昨夕、帰函しました。
函館の朝、薄い雲が広がっていますが、青空です。
気温21度。日中は28度ほどになる見込みです。
1)技能実習制度
技能実習制度の見直しに、法務省がやっと重い腰を上げました。
目的:
発展途上国の人材育成のため外国人が日本で働きながら技術を学ぶ
実態:
労働環境が厳しい業種を中心に人手を確保する手段
大雑把に言えば、技能実習制度は、目的と実態が乖離しているのです。
もちろんキチン制度の目的を理解して対応している職場もありますが、
実習生の失踪があったり、安い賃金で働かされるなどの問題も指摘されています。
昨日、古川法務大臣は
「国際貢献という目的と人手不足を補う労働力としての実態が乖離しているとの指摘はもっともだ。
技能実習生にとっては、分かりにくく、人権侵害が生じやすい制度となっている」
と述べました。
やっと目的と実態の乖離を認識したのです。
「外国人の人権が守られ、理念と実態が整合した制度作りを目指して着実に議論を深め、長年の課題を、歴史的決着に導きたい」
古川大臣は、以上のようにも話をしました。
今後、関係閣僚会議のもとに有識者会議を設け、検討を加速さる方向ですが、
議論が長引く可能性もあり、政府の動きから目が離せません。
昨日も古川大臣に、日程感について連絡をさせて頂きました。
さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.7.30===
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こんにちは。
――(引用)―――――――――――――――
昨日も古川大臣に、”日程感”について連絡をさせて頂きました。
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とのことですが、何時も気になっている言葉があります。
政治の世界では、「スピード感」、「○○感」などと言う言葉が
使われているように思います。「日程感」は初めて目にしました。
「世界観」ならわかりますが、「●●感」はどうも馴染めません。
政治の世界ではありませんが、物事の手順・手続きが、恰も自然現象で
あるかのごとき言い方として、登録の「流れ」、申し込みの「流れ」
などと、世の中には、物事の決まりも主体的人間も存在せず、
自然の趣くままに流れていけば良いとでも言いたげな、それこそ、
「空気感」が存在します。こうした社会には、責任と言う言葉は
無意味では無いでしょうか。
言葉狩りだと、口うるさく言う人も居ますし、言葉の定義に拘ると
本質を見誤ることもあるという事も分かりますが、しかし、言葉は
人となりだろうと思います。また、政治は独立した個人の集合が
行うものだと思います。そうだとすれば、こうした言葉遣いは、
特に政治の表舞台では、禁句かと思います。