徒然日記
22年3月3日 その5305『逢坂誠二の徒然日記』(7002)
夜明け前の今、路面が濡れていますが、空の雲は少なめです。
気温は5度程度です。
今日はひな祭りですが、カレンダーをめくると「平和の日」と書かれています。
平和の日の朝も、まず戦況を確認してから 1日が始まります。
1)悪い物価高
ロシアのウクライナ侵攻でエネルギー価格が高騰するなど、
今後、物価上昇が深刻化するとの指摘が多くあります。
ウクライナ侵攻以前にも、
欧米の景気回復を背景にした原油価格の高騰によって、
原料費や物流費が上昇し物価高が始まっていました。
今回の侵攻でエネルギー価格がさらに高騰し、
コストの上昇が製品価格を押し上げる、
以前もこの日記で言及した「悪い物価上昇」が
より深刻化するというのです。
物価上昇が良いとは言い難いのですが、
給料が上がったり、消費が増えたりすることによる物価上昇は
経済成長にプラスに作用します。
しかし原油高による原料費、物流費の上昇による物価高は、
企業の仕入れコストを増大させ企業収益を圧迫します。
(つまり賃上げできる状況にはなりません。)
コスト増加分を販売価格に上乗せすれば消費が減少します。
消費減少、企業収益の圧迫、賃上げの失速、これが始まるのです。
*企業の値上げが消費者の節約につながって消費が冷え込む
*物が売れなければ企業のもうけを減らす
*企業が価格を据え置くと、コスト増加分を自社で負担
*賃上げがし難くなる
こんな悪循環です。
賃金が上がらない中での物価高ですから、
当然、国民生活に大きな打撃を与えます。
国民の暮らしを守るための対策を打たねばなりません。
燃油高を抑制すること、減税、この二つは必須です。
予算委員会などで岸田総理に迫らねばなりません。
さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.3.3===
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