徒然日記
21年9月22日 その5143『逢坂誠二の徒然日記』(6840)
昨日のコロナ本部会議に出席し、今日、帰函します。
午後からは、地元で日常活動に入ります。
1 )文化芸術の振興
ドイツのメルケル首相は、コロナ禍の中で
「ドイツ人にとって文化芸術は生命維持装置」と発言し、
飲食店などの一般の事業主への支援に加え、
フリーランスの芸術家や文化産業従事者に対しても
確実な支援を行うことを表明しました。
逆に日本では、コロナ禍の中で収入が減った
文化芸術関係者への支援が乏しく、
多くの皆さんが大変な状態に陥っています。
ともすれば日本では、
文化芸術関連施設などの運営や維持管理には多額の費用を要する上、
文化芸術は経済の足しにはならない等の認識を持たれる場面もあります。
そのため財政が逼迫すれば文化芸術分野の予算が
真っ先に削減されることもあります。
ところがドイツやフランスなどでは、
コロナ禍の中だからこそ文化芸術に力を注いでるというのです。
つまり人間は、数値化された効率性などだけではなく、
簡単には具体化できない感情や感覚に支えられている部分が
大きいということを認識しているのだと思います。
これは極めて大事なことだと私は思います。
犬や猫、馬や牛など人間以外の動物は絵を描きませんし、歌もうたいません。
私は、文化芸術は人間の本質に関わることだと、私は認識しています。
今後、それぞれの地域や国全体が、さらに元気になるためには、
産業の振興、医療福祉教育の充実、確実な公共投資の実現などに加えて、
文化芸術分野を政策の柱に据えることが重要です。
そうすることによって、
それぞれの地域が持っている
食、景観、歴史等の魅力に厚みや深まりが生まれ、
その魅力がさらに増すことになります。
文化芸術の振興は、即効性のある利益の確保ではなく、
社会全体のもちまえに関わることなのです。
2)徒然日記
昨日、この日記を私が毎日書いていることについて、
驚いたとコメントされた方がおられました。
書いているのは月一回程度かと思ったというのです。
この日記は、町長就任3年後の1997年から開始し、今日で通算6840回。
町長時代は通信環境も今ほど良くはなく、
出張先では書けないこともありました。
97年11月から2005年8月の町長辞任まで1697回、書かせて頂きました。
2005年9月に国会に来てから、
一時政府に属した際には書けないことがあったのですが、
基本的に毎日書いて今日で5143回目になります。
起床後、まずこの日記を書くのが日課です。
これが私の生活のリズムになっています。
もちろん日記を書くために早起きをしなければなりませんが、
あまり辛いと感じたことはありません。
日記に注目頂いて、有り難く思います。
さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.9.22===
逢坂誠二の公式LINEからご意見をお寄せ頂く場合は以下から登録をお願いします。
lin.ee/DCyVX7R