徒然日記
21年9月17日 その5138『逢坂誠二 の徒然日記』(6835)
モノレール開業記念日です。
前回の東京オリンピックが開催された1964年のこの今日、
浜松町~羽田空港間の東京モノレール羽田線が開業しました。
開業当時の運賃は250円とのこと。
当時の国鉄の運賃と比較しても相当に高いものだったと思います。
今日は所用があり朝早く札幌に向かい、
午後には帰函し地元回りに専念します。
1)命と地域を守る1次産業と6 次産業化の推進
国民の命を守るために、絶対に必要なことがあります。食料の確保です。
食料を安定的に確保し、国民の皆さんに確実に届けられる
体制を構築し維持することは政治の大きな役割です。
今の日本は62%の食料を海外からの輸入に頼っています。
(2019年のカロリーベース)
これほど海外に依存していたのでは、
万が一、世界的に何か問題が発生した際、
日本が安定的に食料を輸入できる保障はありません。
食料面の安全保障上の大きな問題になります。
もちろん今の食料自給率を急に上げることは簡単ではありませんが、
少なくとも日本の一次産業を確実に守り育てることが重要です。
一次産業は、地域コミュニテイ形成上の不可欠な役割を担うほか、
国土や水・空気を守ったり、沿岸警備上も重要な機能を果たしています。
国内の一次産業は、単なる食料確保の産業ではなく、
貨幣価値に置き換えることのできない多面的な役割を果たしています。
一次産業を守ることは、国民の命、さらに地域や国土を守ることに
さまざまな形で結びついています。
地域の優良な 1次産品や地域の資源を、
地域に住む我々自身が享受できること、
これが地域振興や観光の出発点になります。
特に食の面ではそれが重要です。
地域産品を地域で消費できるような流通経路を確立することと、
それを加工して地域で味わうことのできる仕組みを作る必要があります。
最初は小さい取り組みでも良いのですが、
それを積み重ねることが地域の魅力の増加につながります。
それが地域でしか味わえない真の魅力に徐々に成長し、
最終的には観光の大きな目玉になります。
1次産業を出発点として、地元で加工し、観光との連携を図ること、
いわゆる6次産業化によってその波及効果は地域全体に及びます。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.9.17===
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こんにちは。
下記の認識、その通りだと思います。しかし、人口激減が避けられないとすれば、一次産業の維持には社会全体の相当な覚悟と決意、実行力が必須。収穫資源量当たりの労働負荷をいかに小さくするか、課題は大きいですね。
幸い、消費人口が人口減で減ることになりますから、負荷は意外と緩和されるかもしれません。いずれにせよ、先の見通しを様々なケースでシミュレートし、最悪の事態を避ける方策を一日でも早く構築しておかねばなりません。
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「一次産業は、地域コミュニテイ形成上の不可欠な役割を担うほか、
国土や水・空気を守ったり、沿岸警備上も重要な機能を果たしています。
国内の一次産業は、単なる食料確保の産業ではなく、
貨幣価値に置き換えることのできない多面的な役割を果たしています。
一次産業を守ることは、国民の命、さらに地域や国土を守ることに
さまざまな形で結びついています。」
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