徒然日記
20年9月6日 その4762『逢坂誠二の徒然日記』(6459)
昨日は、函館市内を歩いております。
いつも応援を頂いているUさん宅では、
街づくりについて 1時間以上、意見交換をしました。
建物の高さ、建蔽率、防災のことなど、広範囲に渡る内容です。
めざす街づくりをどう実現するか。
私の経験では二つのことが重要だと考えています。
実践を積み重ねて小さくても、
範囲が狭くても良いから具体例を示すこと。
学習を重ね先進事例に学ぶこと。
この二つによって、
地域がどうあるべきなのかを
実感として理解することです。
先進事例から学ぶ際には、
自分の地域で実現できない理由を探す
というような否定的な学習をしないことが大切です。
プラス思考、どうすれば実現できるのかを探る姿勢が大切です。
こんなことを熱っぽく語り合い、貴重な時間となりました。
Uさん、有り難うございます。
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パソコン通信やネットによる
情報交換を開始して35年以上になりました。
開始当初と比較し、通信速度や機器の性能に
格段の差があるのは当然のことですが、
やりとりされる情報の違いにも驚かされます。
他者への悪口、根拠のない決めつけ、情報の曲解など、
35年前には考えもつかない情報が横行しています。
情報発信主体の匿名化傾向の高まりと同時に、
加速度的にこうした傾向が強くなっていると感じます。
パソコン通信時代から
ネットを縁にした結婚や口論、諍い、対立もあり、
ネット空間も実社会と似たようなものだと受け止めていました。
しかし少し前から、この状況も完全に様変わりしています。
ネット空間は、実社会以上に他種多少、
種々雑多、有象無象状態になっています。
匿名性が強くなれば、
こんなネット空間が出現することを
一定程度予測していたことではありますが、
それにしても酷いものです。
このわけの分からない混沌としたネット空間の情報が
実社会や個々人に想像以上の悪影響を与えています。
多くの方がネット空間を流れる情報に翻弄されています。
こんなネット空間とは縁を切りたいと思いつつも、
迅速性、同報性、簡便性などの魔力に取り憑かれ、
泥沼にはまり込むように、抜け出すことはできません。
穏やかに心を落ち着けて、
この鵺のようなリバイアサンと
付き合うほかはありません。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2020.9.6===