徒然日記
20年8月2日 その4727『逢坂誠二の徒然日記』(6424)
地元歩きをしながら、
両党代表の思いや、
両党のこれまでの政策も踏まえつつ、
新綱領に対するイメージを巡らせています。
日程感も含め簡単な作業ではありませんが、
今は、それに没頭しています。
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そうは言いつつも、
安倍内閣は一体どうなったのでしょうか。
コロナ対策が完全にチグハグな状態になっています。
コロナ対応に関する総理の存在感が完全に希薄です。
コロナ対策分科会の尾身会長が感染増加に関し、
「(急増の)予兆を見つけたら今よりも強い対策を」と訴えました。
しかし予兆を判断する指標についての議論は次回以降だと言います。
いつも指摘していますが、
検査に対する政府の考えは完全に硬直化しています。
総理は「陽性者の早期発見、重症化の予防が極めて重要だ」と話しています。
早期発見はどう行うのでしょうか。
検査体制の強化しかないはずですが、過日も記したとおり、
政府はそれを実行する考えに至っておりません。
検査の拡充、医療体制の整備、宿泊療養施設の確保、
これらを一体で行う必要があります。
各自治体が独自で、保有施設の休業を決めたり、
民間事業者への営業自粛要請を行い始めています。
地域ごとに様々な判断をすることに合理性はあります。
しかしそれは国全体の大きな方針のもと、
経済的な補填財源も確保した上で行われるべきものです。
この点、政府は全く無策です。
無策どころか、GoToトラベルを展開し、
地方の対策に逆行しています。
何を考えているのでしょうか。
とにかく国会を開いて、総理は様々な質問疑問に答え、
方針を説明する必要があります。
これをやらないなら、
総理としての当事者能力を失っているも同然です。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2020.8.2===
菅さんが日曜討論に出ていました。コロナ対策については専門家と話し合って、というにとどまり、後はワクチン頼みという感じです。政府は感染拡大を前に立ちすくんでいるように見えます。
> しかし予兆を判断する指標についての議論は次回以降だと言います。
専門家が悠長な事を言っていて驚きました。
また、以前から指標とか、データに基づいた議論がされてないのが気になります。専門家と政治家の間でどんな議論があったのかも、漏れ伝わる程度で、もやもやします。そこから出てくるメッセージも曖昧だったりアベコベだったりでホント困ります…。