徒然日記
19年6月12日 その4310『逢坂誠二 の徒然日記』(6007)
老後に2千万円が必要とする
金融庁の報告書を
麻生大臣が受け取らないという。
内容が国の考えに沿わないからだというが、
そんなことが理由になるのだろか。
そもそもこの報告書作成を
諮問したのは麻生大臣だ。
専門家に意見を聞くことを目的に諮問した。
意に沿わない内容だがら、
受け取りを拒否するとは笑止千万、
いや噴飯ものだ。
税金を使って専門家を依頼し、
自分の部下である職員が、
2年以上もかけて議論し作成した報告書だ。
それを無視し、政策には反映させないという。
全く理解できない前代未聞の対応だ。
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大臣が受け取りを拒否しても、
金融庁が報告書内容のような議論をした事実は消えないし、
その会議にまつまわる様々な文書は公文書として残る。
これら公文書や議論した事実を
消し去ることはできない。
大臣が報告書の受け取りを拒否したことで、
公文書も議論した事実もないと
金融庁が言い張ることはないと思うし、
この報告書に関する問い合わせに
応ずることはできないと言うことはないと思うが、
もしこんなことができるならば、
この国は完全な独裁国家といえる。
さあ今日もブレずに曲げずに、
確実に前進します。
==2019.6.12==
皆様のコメントを受け付けております。
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2000万のハードルは、現実としてかなり高いといわざるをえないです。金融庁の資料(コメントの最後にリンクします)を見ても、日本における年齢階級別金融資産額の推移(一世帯あたり”平均”)で、60代以上がようやく到達するのが2000万という金額になりますが、預金も含めた金融資産総額で到達する額であるからです。
財政が厳しいので、より自助を求める方向に動くのは理解できますが、現行の最低賃金(賃金水準)で2000万円貯めることは事実上不可能でしょう。払い損なのだから払わなきゃいいではないか、このような状況はわかっていたはずだ、との著名な方の発言もありますが、共助的な側面も併せ持つ公助の仕組みがあるからこそ、他の先進国と比しても安い賃金で何とか頑張ってる人達が多くいることを考えているのか疑問です。
自助がより一層必要になる時代であることは、政府や著名な方に言われるまでもなくみんな感じていると思いますが、であるならば、やはりデービットアトキンソン氏的な経済へのアプローチが必須になるんじゃないでしょうか?
「高齢社会における金融サービスのあり方」(中間的なとりまとめ)
https://www.fsa.go.jp/policy/koureisyakai/chuukan_torimatome/20180703.html
金融庁の報告書を麻生大臣が受け取らない!?
ニュースを見て、笑ってしましました。笑い事ではないですが。
小学生が零点のテストを先生からもらうとき、「受け取らないことにしました!親に叱られるから。」と言っている図を思い描いてしまいました。
安倍さんも、麻生さんも吉本新喜劇に定期出演されては?
逢坂先生、徹底追及を。