徒然日記
18年9月19日 その4044『逢坂誠二 の徒然日記』(5741)
昨日、国会で様々な会合があったため、
一週間ぶりに国会入りした。
今朝の都内の気温は17 度。
日中も24度と夏日とならない見込みだ。
酷暑のこの夏も終わり、
都内も秋の雰囲気だ。
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夕方の西の空に金星が
明るく輝いている。
明後日21日には、
今年の最大光度−4.6等になる。
1)公文書管理
公文書管理をめぐり、
経済産業省が会議などの記録について
「個別の発言の記録は不要」などと
内部説明資料に明記していた問題で
昨日、二度目の野党合同ヒアリングを
国会内で実施した。
政府の説明を聞いていると
公文書管理法の規定が、
公文書を作成しないための
隠れ蓑に使われている実態があらわになる。
経産省では3月27日に
政策企画会議なるものを開催し、
公文書管理に対する説明を行なっている。
しかしその会議の内容などの記録はないという。
その理由は、公文書管理法の規定に
該当しないものだからという。
その後も4月中に
省内で公文書管理の説明を開催している。
しかしこれらの説明会の記録もないという。
一方、それらの場で職員から出された疑問に応えるため
9 月上旬に改めて公文書管理の説明会を開催した。
職員からどのような疑問が出されたのか、
そのメモも記録もないが、
記憶に頼って疑問を整理したという。
後に問題になることを避けるため
極力、メモや記録を残さない、
公文書は作成しない。
こんな体質が経産省には、
染みついて印象だ。
そしてこの経産省の姿勢に対し、
公文書管理を統括する内閣府も
何の指導力も発揮しない。
せっかくの公文書管理制度が、
完全に骨抜きになっている。
本当に酷い。
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昨日のヒアリングを踏まえて
改めて次の点を
何とかしなければならない。
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公文書管理法第4条に規定する
公文書の定義などの改正
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記録・メモの取り方、位置付けの見直し
(メモを取らず記憶に頼っているのは極力避けるべき)
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内閣府の指導力の問題
(独立性のある公文書管理庁などの創設)
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こうしたことを実現するための法案を
国会に提出しなければならない。
今日午後には帰函し、地元活動を行う。
さあ今日も
ぶれずに曲げずに、
確実に前進します。
==2018.9.19==
夕方、薄っすら月がでてきた頃の空に低く光る星が金星ですね。
明後日、晴れるといいなぁ。
森友加計における怪しい記録文書の存在を軽くしたいがために、行政にとって財産であるはずの公文書を軽んじるような対応をとっているように思います。嘘に嘘の塗り重ねにより真実を隠蔽しようと必死になっているようです。
相手の言葉尻を捉えて自分を正当化する安倍首相の答弁のごとく、公文書管理制度が何のためにあるのかという所に立たないで、会議の記録を残さないことを、公文書管理法の規定をあげて正当化するのは本当に不誠実な対応です。
本当に酷い話だと思います。
今日も一日お疲れ様でした。
それではおやすみなさいませ。