徒然日記
18年7月11日 その3974『逢坂誠二 の徒然日記』(5671)
夜明け前の気温が、都内は25度。
熱帯夜だった可能性がある。
日中の予想最高気温は34度だ。
北国の人間にとって、
極めて厳しい状態となる。
1)町村議会のあり方
昨日、ちょっとだけ言及したが、
今年3月、総務省の研究会が、
2つの議会の形を提言した。
集中専門型:
少人数の専業議員で構成
生活する十分な報酬を支給
議会とは別にクジなどで議会参画員を選任し、
議員と一緒に議論
多数参画型:
報酬の少ない多数の兼職議員で構成
主に夜間や休日に議会開催
議決対象から一定の契約案件を除外
自治体から仕事を請け負う法人の役員や
他の自治体の職員の立候補も可能
この集中専門型と多数参画型、
さらに現行制度、
この三つから選択制にしたい意向。
こんなことを今後さらに議論し、
来年の法案化をめざすという。
しかし法案化を急がないこと。
この提言も一つの考え方として、
自治体の関係者も含め
多様な議論の出発点をとすること。
これが必要だ。
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またこの提言は、
一見、合理性がありそうに見えるが問題が多い。
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提言議論に議会関係者が入らず、
議論の過程が不透明
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集中専門型は行政への監視機能が弱まるおそれ
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多数参画型は議員の自覚が薄れ
議会が機能不全にならないか
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議員定数も議員報酬も現行制度で自由に設定できる。
その中で、それぞれの自治体が自主的に決定すべき
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国が二つの型をパッケージとして法制化することは、
自治の自主性、自律性を阻害する
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新たな議会制度を提言する前に、
兼職禁止規定の緩和、補欠選挙の改正、公営選挙の拡大、
手当の拡充、休暇・休職・復職制度の検討などを、
現行制度を基本として積極的に検討すべき
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議会制度がどうあるべきかを
議論することは悪くない。
総務省がなぜ密室に近い形で議論し
提言をしたのか、意味が分からない。
今日午前は、
道議会の皆さんと霞ヶ関回りをする。
午後も会議が目白押しだ。
さあ今日もぶれずに曲げずに、
確実に前進します。
==2018.7.11==
皆様のコメントを受け付けております。
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気温も湿度も高い日本の夏の蒸し暑さはインド人も苦手らしいですよ。
立法と行政が癒着した関係では改革は期待できません。
政権が変わらないままでの国会改革はポーズだけだと思います。逢坂先生は今日も朝からお忙しそうでしたね。
ゆっくりおやすみくださいませ。
こんにちは。
地方議会制度、限られた専門家の研究成果でも下敷きにしたのでしょうか、思い付きの域を出ていないともいます。拙速を慎むべし、ですね。