徒然日記
5月28日 その1766『逢坂誠二の徒然日記』
昨夕、函館から都内入りした。
今朝の都内は、
雲のないすっきりした朝を迎えた。
外の気温は既に20度近くになり、
室内も26度になっている。
予想最高気温は25度。
夕方には、
にわか雨との予報が出ているが、
日中はずっと晴れとのことだ。
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5月もあっと言う間に終盤に入った。
都内の季節は、
春から夏に確実に移ろっている。
1)福島町
昨日、福島町で私の後援会が設立された。
本当に有り難いことだ。
それに引き続き、
国政報告会を開催した。
晴天、しかも休日の午後にも関わらず、
多くの皆さんにおこし頂いた。
国会の情勢等を報告し、質疑を受けている。
消費税、問責2閣僚、認定子ども園などが、
話題となった。
多くの皆さんのご支援に、
心から感謝している。
2)36年ぶり
昨日、福島町の吉岡地区で、
幼稚園、小学校、町民の合同運動会が
開かれていた。
私も飛び入り参加し、
幼児競争の参加者におやつを配らさせて頂き、
ちょっとホッとする瞬間を味わった。
その折に、私の隣で景品を配っていた方が、
何と偶然にも高校の1年先輩のMさんだった。
36年ぶりの再会だ。
偶然、お邪魔した運動会で、
まさかこんな出会いがあるとは…。
驚くと同時に
人の出会いの不思議さを感じている。
3)検討の場
エネルギー関係政策について、
現在、政府の主な検討の場は
次のとおりと説明されている。
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※
エネルギー環境会議
(議長:国家戦略担当大臣)
これは国家戦略会議(議長:総理)のもとに設置
ここで「革新的エネルギー・環境戦略」
(選択肢の統一的提示を含む)の策定等を行う。
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次の会議で、
エネルギーミックス、原子力政策(核燃料サイクル等)、
温暖化対策の選択肢の原案などを策定する。
※
中央環境審議会
(20近い下部組織あり)
※
原子力委員会
(10あまりの下部組織あり)
※
総合資源エネルギー調査会
(10あまりの下部組織あり)
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さらに以下のような会議もある。
※
東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会
(3つの下部組織あり)
※
東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故の技術的知見に関する意見聴取会
※
電気料金制度・運用の見直しに係る有識者会議
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資源・燃料政策に関する有識者との意見交換会
(2つの下部組織あり)
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調達価格等算定委員会
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電力需給に関する検討会合(議長:官房長官)
※
電力改革及び東京電力に関する閣僚会合(議長:官房長官)
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以上が、「主な」検討の場とうことで、
これ以外にも検討をしている会議体があるようだが、
どうも全貌がつかめないのだ。
どんな議論をどこで行い、
どんなプロセスを経て、
どう決まるのか、
どうにも理解できない。
さらにこの全体の進行管理、
あるいは議論の大きな方向をどうしているのか、
それらも見えない。
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4)前提を変えなければダメ
現在の日本の原子力発電に関するルールは、
立地自治体も、電力会社も、
原子力工事関係者も、金融機関も、
原子力を推進すれば、
それぞれにとって有利に働く仕組みになっている。
逆に言うならば、
原子力に消極的な選択をすれば、
それぞれの方々にとっては、
金銭的に大いなる
不利益をもたらすのが現在の仕組みだ。
どんなに自由に議論しても、
この前提条件の中では、
原子力推進との方向を選択したくなるのが
人間の道理だろう。
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原子力問題を議論する際には、
原子力を推進すれば、
電力に関わるそれぞれの立場の皆さんに、
有利になる現在の仕組みを改めることを明示しない限り、
虚心坦懐な議論とはならない。
つまり原子力に消極的な選択した場合であっても、
必要以上に不利にならないという条件への変更もありうることを、
明らかにした上で議論しなければ、
原発依存脱却の道を選択する電力関係者は少ないのだ。
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原子力を推進すれば、
立地自治体、電力事業者、
原子力工事関係者、金融機関などが、
金銭的に有利なる仕組みの中での議論は、
個々の国民の立ち場での議論ではなく、
電力関係者の意向を尊重した結果になり易い。
こうした点に対して、
政治が大きな方向を示すべきなのだが、
現在の政府の対応、さらに国会の状況の中で、
それを議論する場がないのが何とも歯がゆい。
私は、それゆえに、有志議員とともに
国会エネルギー調査会の準備会合を開いているが、
マスコミをはじめ、関係者の関心は決して高くはない。
こんな現状を見るにつけ、
日本の将来に対して何とも痛々しく感じている。
今日も、16時から
国会エネルギー調査会準備会合が、
公開で開催される。
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昨日の福島往復の沿線では、
水田に水が満たされて、
代かきが終わった田んぼが
田植えを待つばかりの状態となり、
大地の躍動感を強く感じた。
東京への飛行機からは、
茨城、千葉の上空で、
眼下の水田に水が引かれ、
土地が水で溢れ、キラキラ光る様子を目にし、
まさに「みずほの国」であることを実感している。
この躍動感溢れる美しい大地を、
私たちは確実に後世に
引き継がねばならないのだ。
さあ今日もしっかりと前進します。
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2012・5・28 Seiji Ohsaka
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