徒然日記

5月26日 その1764『逢坂誠二の徒然日記』



昨夜、最終便で帰函した。

夜9時頃から雨になり、
今日の昼ごろまで
それが続くとの予報だったが、
夜明け前には雨が上がっている。

すこし雲が多めだが、
午後にはさらに晴れ間が広がる見込みだ。

予想最高気温は21度だ。

1)公文書管理
昨日、公文書管理WTの3回目を開催した。

昨日は、ガイドラインについて
政府から説明を受け議論をしている。

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現時点でも
様々な課題が浮かび上がっている。


行政文書の定義をさらに深化させること
 組織供用の考え方やメモの扱いなど


公文書管理体制の適切さ
 特に官房長を頂点とする現体制は機能しているのか


諸活動の記録のあり方
 どう記録をするか、さらに職員の意識をどう高めるか


特に閣議・閣僚懇の記録
 議事要点を確認し記録作成すべきか、
 発言者名を含む全記録作成し30年ルール等で公開するか

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等など、議論の都度、
克服すべき課題が浮かび上がってくる。

来週の会合では、
高山公文書館長から話を伺うことにしている。

2)原発
超党派議員で組織する原発ゼロの会は、
昨日、古川国家戦略大臣に、
政府の原発やエネルギー議論について、
次のような申し入れをしている。

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原子力委員会による秘密会議が
使用済核燃料の処分や核燃料サイクルの
今後に関する評価書案を
恣意的に書き換えていたとされる問題に代表されるように、
原発事故に責任ある行政関係者や
有識者、他の利害関係者による密室での
恣意的な議論誘導がなされているのではという疑念がある。

各検討主体の委員構成における中立性や
利益相反(エネルギー多消費産業の代表や
原子力業界の出身者などが
委員長・委員、事務局を務めていること等)の
疑いも拭い去ることができず、
委員長・委員や事務局の正統性に疑問があると考える。

エネルギー政策関連の
政府内における主な検討の場が14にも及び、
国民にとって極めて見えにくくなっている。

全体をとりまとめる唯一の機関である
エネルギー・環境会議の機能・役割についても、
個別の検討主体からの報告が
いかなる議論を経て最終的な決定につながるのか、
国民的議論のあり方も含めて極めて不透明。

原子力依存を低減するという
そもそもの方向性や
大規模集中型から小規模分散型への転換など、
電力・エネルギーシステムの再設計における
大前提に関する議論が欠落したまま、
14もの会議体が乱立し
全体を調整する機能がない状態は極めて問題。

原発ゼロの会は、上記懸念に基づき、
エネルギー・環境会議における
「革新的エネルギー・環境戦略」の策定にあたり、
現在までの検討のあり方について見直し、
やり直しも含めて透明かつ公正な論議を行うよう
改善することを要請する。

==以上、要請概要==

原子力を含む日本のエネルギー問題を
どうすべきかの議論は、
日本の将来を大きく左右する重要案件だ。

この時期に、方向を誤ることなく、
しっかりと議論しなければならない。

今は、その分岐点となる極めて大切な時期だ。

慎重かつ丁寧に誤りのない道を歩まねば、
将来に大きな禍根を残すことになる。

さあ今日もしっかりと前進します。
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   2012・5・26 Seiji Ohsaka

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