徒然日記
18年1月15日 その3797『逢坂誠二 の徒然日記』(5494)
函館の朝の気温は零度。
極ごく弱い雪のような雨、
雨のような雪が降っている。
1)寒中みそぎ祭り
昨夜、木古内町の寒中みそぎ祭りにお邪魔した。
祭りの始まりは、西暦1831(天保2)年。
今回で188回目となる由緒ある祭りだ。
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祭りは毎年1月13日の参籠報告祭で始まるが、
昨夜14日の夜が一つのハイライトだ。
穢れなき優秀な4人の青年(行修者)が極寒の中、
褌一丁で冷たい水を何度もかぶる。
これが今日15日の朝まで
オマニシクギダの勇壮な太鼓の響きとともに 一晩中続く。
このシーンはテレビで何度も見たことがあったが、
今年は木古内町からご案内を頂き、現場で初めて拝見した。
昨夜は、割と気温が高めで氷点下1度程度。
しかし寒いことには変わりはない。
そんな中、四人の若者が、
代わる代わる木桶で水をかけ合い、
さらに自分で水をかぶる。
見ているだけで、ガタガタ震え出し
歯がかみ合わなくなるような光景だ。
これを一度だけではない。
一晩中、何度も繰り返す。
信じられない神事だ。
テレビと直に見るのでは大違い。
真剣勝負の「みそぎ」だ。
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今日15日は、厳寒の津軽海峡に面したみそぎ浜で、
4人の青年( 行修者)が、
別当・稲荷・山の神・弁財天の4体の御神体を潔める。
つまり極寒の海に入る。
残念ながらお邪魔することはできないが、 今日が本番だ。
昨夜以上に緊張した、
真剣勝負の場面が繰り広げられるものと思う。
188年も続く神事だが、
もっと多くの方に見て頂きたいと思う。
来年は、二日間続けてお邪魔したい。
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ところでオマニシクギダとは、
大澗の浜にニシンの大群が来た
(いわゆる群来(クキ))の意味で、
豊漁豊作をことほぐ祈りだという。
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四人の若者の修行の厳しさを念頭において、
私ももっと頑張らなければと思う。
実に貴重な体験となった。
さあ今日もブレずに曲げずに、
確実に前進します。
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2018.1.15
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皆様のコメントを受け付けております。
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民進党の残念な動きに心が乱されてはいませんか?周りの人がどう動こうと、逢坂さん自身がブレずに曲げずにいれば結果にこだわらなくてもいいと思うのですが甘い考えでしょうか?
人は全員死ぬのだから大事なのは生き方だと思います。永遠の一瞬の数合わせにこだわるより、ブレずに曲げない生き方をする逢坂さんを私は応援します。
何時、ご活躍ご苦労さまです!又、地方まで足を運びありがとうございます。私もこれからみそぎ祭りに行きますよ、きりりとした勇壮な若者を応援して来ます!