徒然日記

18年1月5日 その3787『逢坂誠二の徒然日記』(5484)

夜明け前の函館の気温は氷点下4度程度。

今日も雲の多い朝だが雪は降っていない。

昨朝の街宣は、
カイロを忘れたこともあり、
正直、体にこたえた。

今朝は、魚市場、青果市場の初セリにお邪魔するが、
防寒対策を確実にして歩きたいと思う。

1)様々な意見

昨年末から原発ゼロ基本法案に関する話題ばかりだが、
エネルギー調査会での10日からの本格議論に備えて、
今の時期に色々なことを想定しなければならない。

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原発ゼロ基本法案の骨子案が、
新聞で流れてから、色々な意見を目にする。

評価する声もあるが、
原発を止めることを完全否定する声も多い。

また放射線の人体への悪影響についても
根拠がないとする意見もあるようだ。

様々な意見が自由に飛び交うのは健全だと感ずるが、
原発は使用しても廃炉にしても
使用済核燃料が危険なのだから、
同じ危険なら利用しながらの危険が良いという
意見も目にしたのはちょっと驚きだった。

まだ原発のコストが安いとの先入観から
抜け出せない方が多いこともちょっと驚きだ。

使用済み核燃料の処理、廃炉など、
最終的に原子炉を終焉させるための費用は不確かだ。

また福島第一原発事故の対策経費も、
電気料金か税金であるかは別にして、
最終負担者は国民であることにかわりはない。

核燃料サイクルのコストは、
民間事業ということで、
国は明らかにしようとしない。

従って原子力発電にかかる費用は、
どうなるか分からないのが現実だ。

それにも関わらずコストが安いと
認識するのは無理がある。

原発の商用利用が始まって
今年で52年と記憶しているが、
放射能や原発について、
国民は従順になってしまったのかと思う。

反面、東日本大震災を経て、
原子力発電に対する考え方を大きく変えた方も多い。

様々な意見が飛び交うことは健全だと思いつつも、
私たちの日本がどんな社会であるべきなのか、
当面の利益など足元のことに惑わされずに、
将来を見据えた、落ち着いた議論をしたいと思う。

2)予算委員会

22日から通常国会が始まるが、
冒頭は予算委員会での攻防だ。

多分、与党は、野党の質疑時間を
減らすことを提案するのだろうと思うが、
当然、そんなことには応ずることはできない。

防衛費、原子力問題、教育、
こうしたことを視野に入れつつ、
来週以降、準備が本格化する。

さあ今日もブレずに曲げずに、       
確実に前進します。
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     2018.1.5=======

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. 多様な価値観の中で何を選ぶかの判断基準がお金ではなく命であってほしいと思います。

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