徒然日記
9月13日 その3674『逢坂誠二の徒然日記』(5371)
ワシントン午前4時、
外はまだ真いが、空には雲が多い。
気温20度。
日の出は午前6時47分なので、
明るくなるにはまだ時間がある。
眠っているの最中の午前2時頃、
日本から立て続けに電話が来た。
日本は午後の時間帯だから、当然の電話だが、
一度眼が覚めると、なかなか寝付けづに、
結局は起きて仕事を始めた。
1)ワシントンまわり
昨日も、朝から夜10時まで、
様々な方々にお会いして、
日本の核燃料サイクルや
プルトニウムに関する現状説明などを行なった。
特にマンスフィールド財団とACAでの、
ラウンドテーブルでの意見交換は、
予定時間を上回って、真摯な議論ができた。
参加者は、核や軍縮の専門家、
国務省職員、日本大使館職員、
東芝、三菱重工業、電事連など
多彩な顔ぶれとなった。
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また重要人物にもお会いできた。
一人は、国務省の事務次官補を務めた、
トム・カントリーマンさんだ。
彼は、日本の核燃料サイクルへの懸念を表明したことがあり、
その発言は、日本の国会でも取り上げられた。
昨日は、午前と午後、二度に渡ってお会いしたが、
やはり日本のプルトニウム削減に対する、
合理的説明などが不足していると感じているようだった。
彼とは、今日も昼食をとりながら懇談する予定だ。
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もう一人は、
『日本・韓国・台湾は「核」を持つのか?』の
著者であるマーク・フィッツパトリック氏だ。
彼は、国務省国務次官補代理を経て、
現在は国際戦略研究所(IISS-US)で
エクゼクティブ・ディレクターを務め、
米国における北朝鮮の専門家だ。
昨夜は、夕食をとりながら、 3時間近く、
北朝鮮情勢や核問題について話を伺い、
意見交換をした。
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またArms Control Associaition(ACA)での、
ラウンドテーブルの意見交換では、
複数の専門家から日本の
核燃料サイクルに関する懸念が示された。
とにかく朝から晩まで面談予定を隙間なく詰めている。
そのため内容の整理が追いついていない。
今日は、朝食会、昼食会、夕食会と三階建、
さらにその隙間で国会議員事務所訪問、
そして今回の訪米のハイライトとなる、
戦略国際問題研究所(CSIS)での
シンポジウムに登壇する。
今日も密度の濃い1日だ。
寝不足なのは否めないが、
さあ今日も、確実に前進します。
== 2017.9.13 ==