徒然日記
3月23日 その1700『逢坂誠二の徒然日記』
夜明け前の都内、
空全体に雲が広がっている。
今の気温は7度だが、
日中は10度程度までしか上がらない。
午後には降水確率が上がり、
雨になる見込みだ。
1)地域主権調査会
昨日の地域主権調査会で、
東大の森田朗先生から話を伺った。
冒頭にさりげなく、
地方自治の仕組みを全国一律にするという
ある種の美学への懸念が話された。
これは極めて重要な指摘だ。
しかしこのことを認識している議員は少ないと、
私は感じている。
地域主権改革や分権改革を唱えることは、
実は、地域の多様性を目指すことなのだが、
その議論の中で画一性、統一性を求める方々が多い。
これは矛盾しているのがだが、
そのことに気づいている人は少ない。
2)総務委員会
来年度のNHK予算が、
昨日、衆院総務委員会を通過している。
3)憲法調査会
昨日の衆院憲法調査会で、
憲法や法律教育について政府から話を聞き、
その上で、自由討議を行っている。
私から、憲法教育に関し、
基本的人権の尊重、平和主義、国民主権など
個別具体の教育内容が多いため、
木を見て森を見ない結果になっているのではないか
との懸念を話した。
憲法とは何かとか、
民主主義とは何かなど、
個別具体の内容把握と同時に、
全体の概念、理念を理解するための教育も
必要ではないかと話している。
4)行革調査会
行革調査会役員会で、
予算決算透明化WTの役割が
他のWT重なる部分が多いとの指摘があった。
私から予算決算透明化WTの役割は、
基本的に予算決算情報をありのままの状態で透明化すること、
一点張りであることを説明している。
行政評価などの要素はなく、
とにかく単純に透明化することが目的なのだ。
この理由は、
行政評価など色々な要素を盛り込むことによって、
単純透明化という目的が達成されないおそれがあるからだ。
5)がれき処理
昨日、環境省幹部から、
がれき処理の現状と見通しについて話を聞いている。
現在、被災地では
大型の仮設焼却施設の建設が急ピッチで進められ、
完成し次第、
がれき処理のペースが上がること等が説明された。
がれきの放射能度について、
政府方針がぶれたかのように報じられているが、
当初から全く揺らぎが無いことも改めて確認している。
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がれき処理の現状と将来見通しについて、
誤解を受けることのないよう、
適確に情報発信するよう要請している。
6)はやぶさ
過日、小惑星いとかわの探査機「はやぶさ」関連の映画が
3本も制作されていると、この日記に書いた。
ところが読者の方からの連絡によれば、
何ともう一本作品があり全部で4本だという。
それは、昨年5月、
一番最初に公開された
ドキュメンタリー
「はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH」だとい
う。
読者からの連絡によれば、
プラネタリウム用 CGアニメの手直しとのこと。
週間の観客動員でベストテン入りするほどの
ヒットだったらしい。
改めて「はやぶさ」への注目度の高さに驚いている。
7)消費税
連日、深夜まで消費税に関する党内議論が続いている。
まだ結論が出ていはいないが、
景気条項をどう判断すべき等
論点はほぼ明確になっている。
今日も議論が続く見込みだが、
慌てないで、キチンとした議論を継続し
確かな結論を得たいと思っている。
今日は、
朝の閣議に関する案件に対応するため
午前6時から議員会館で仕事開始となる。
いつもより、さらに早く出勤となるが、
真冬の寒さに比べると体に当たる風は心地良い。
さあ今日もしっかりと前進します。
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2012・3・23 Seiji Ohsaka
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