徒然日記
3月16日 その3492『逢坂誠二の徒然日記』(5189)
夜明け前の都内、気温は3度程度。
空に雲は少ない。
日中は14度になる見込み。
今日は、原発ゼロの世話人会のため、
午前6時過ぎには国会に向かう。
1)森友学園問題
国有地が安く払い下げられた
森友学園問題だが、どうも真相が見えない。
土地がなぜ安くなったのか。
小学校設置の許認可が適切だったのか。
政治家の関与はなかったのか。
こうしたことを明らかにすべきだが、
籠池理事長などの個人問題に
帰着させたいとする雰囲気が見える。
この方向では、問題の真相が隠されてしまう。
もう一度、この問題を整理すべき時期に来ている。
今日は、参院予算委員会が
現地調査を行うことになっているが、
この問題の的をはぐらかされないように
しなければならない。
2)日印原子力協定
昨年11月、日印原子力協定に両国が署名した。
今後、国会で、その協定が議題となり、
国会で可決されると協定が発効する。
しかし、この協定は問題山積だ。
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一
インドは核拡散防止条約(NPT)、
包括的核実験禁止条約(CTBT)に
加盟せず核兵器を保有した国。
この協定の締結は事実上、
日本がインドをあたかも
「核兵器保有国」として認めることになる。
二
この協定で日本はインドに対し
低濃縮ウランの製造と使用済み燃料の再処理を認める。
日本がNPT上の核兵器国以外に使用済み燃料の
再処理を認めたのはこの協定が初。
NPT、CTBTに加盟せず、
軍縮義務も負わないインドに対し
濃縮・再処理という特例措置を認めるなら、
それ以外の国がそうした特例を要望する時、
どのようにして拒否するのか。
三
協力の停止時に、協定の対象となる核物質や
施設の返還条項があるが、
協定内に核物質等の在庫目録を
交換する条項がないため協定対象核物質の把握が困難。
また輸出した施設や協定対象核物質は事実上回収困難。
四
この協定によってインドから巨額
の損害賠償請求が行なわれるおそれがある。
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日印原子力協定によって、
日本からインドに原発輸出が可能になるが
この協定は課題山積だ。
この協定を締結すべきではない。
さあ今日も、確実に前進します。
== 2017.3.16 ==
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