徒然日記
3月11日 その3487『逢坂誠二の徒然日記』(5184)
函館の朝の気温は氷点下4度程度。
スッキリと晴れ上がっている。
この時期になると、
子どもの頃、
かた雪になった近所の山で、
早朝に橇滑りをしたことを思い出す。
あの体験は2度とできないのだろうと思うと、
なんとも残念な感じだ。
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今日で東日本大震災の発生から6年目となる。
この6年間に様々なことがあった。
あの日の午後、大手町にいた。
地震の発生とともに、即、総務省に戻った。
それから日常が全てが大転換となった。
それ以降のことを、今、思い出しても、
胸が苦しくなってくる。
あれから6年が経過したが、
福島第一原発の危機的状況は変化がない。
どのように廃炉に向かうのか、
その道筋と費用は未知数だ。
今日は、東京での追悼式ではなく、
地元函館で献花したいと思う。
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昨日は、朝から大きなニュースが飛び交った。
韓国の朴槿恵大統領の罷免が決まった。
午後には、森友学園が小学校の認可申請を
取り下げるとのニュースが飛び込んできた。
さらに帰函中の飛行機内で、
南スーダンPKO撤退のニュースが入る。
どれもこれもビッグサイズのニュースで、
一日のニュース枠で収まらまない。
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南スーダンPKOの撤収は、
現地の戦闘状態がどうなっているのか、
政府から情報が的確に伝わらないため
何とも評価のしようがない。
政府は、戦闘の激化や
PKO五原則が崩れたことが
撤収の理由ではないという。
私が心配するのは、
現地の実態を防衛省や政府全体が
確実に把握しているのかどうかだ。
情報が的確に伝えられ、
その情報に基づいて
確実な判断が行われたのかどうか、
こうしたことを検証しなければならない。
それにしても、PKO撤収の発表が、
なぜ昨日のあの時刻だったのか、
それも大いなる疑問だ。
今日は、地元で密度の濃い時間を過ごす。
さあ今日も、確実に前進します。
== 2017.3.11 ==
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皆様のコメントを受け付けております。
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東日本の震災から6年、11日のテレビでは福島の原発地域のことを多く放送していたように思います。
帰りたくても帰れず、大変な思いでしょう。お気の毒と思いますが、結果が悪かったということで、原発を受け入れたんだから、仕方ないのかなと思うのは冷たいですか?でも北海道も泊原発があるわけで明日は我が身かもしれないということです。泊の近くにはたくさんの
外国人でにぎわうニセコがあるし私の住む札幌だって風むきでどんなことになるかわかりません。でも選んでしまったんですよね。
私は反対でしたが、特別に行動はしなかった人間なのでそのときの覚悟は必要だと思っています。
小泉元首相が11日札幌で、あのような結果になってもまだ原発安全視するのは理解できないとおっしゃっていたようですが。
原発って停止していても危険だそうで、本当になんで安易に作ってしまったんでしょう。
何年前か逢坂さんが、あの事故が起きて何日も不眠不休で頑張ったという話を聞いていましたが、昨日の番組で被害が大きくなったのは、政府と東電などが隠ぺい工作したからと言ってました。本当ならいつかそのわけがしりたいです。
そして節電もう一度かんがえましょう。LEDがいかに節電できるからって、年末の全国で競うように広がるイルミネーション、
北海道に冬のエアコンのCM、またオール電化勧める工務店も増えてきて、いい加減にしてほしいと思うのはわたしだけでしょうか。
長くなりしつれいしました。
いろいろ問題の多い国会、お体大切に頑張ってください。
逢坂誠二さま
2月旅先で国会中継が流れていて何気なく聞いていました。
その時「私は理系が専門だけれど、法務委員会の理事として何がなんでもこの仕事に食らいついていく」という趣旨の発言をされていて熱い議員さんだなと思って注目しています。
あまり国会にも興味を持てなかったけれど、TVやインターネット中継を見るようになりました。
私も昨日のPKO撤収の発表のタイミングに違和感を覚えた一人です。
先生のこれからのご活躍を期待しています。頑張ってください