徒然日記
1月21日 その3438『逢坂誠二の徒然日記』(5135)
函館の朝の気温は、氷点下5度。
雲の少ない朝を迎えた。
昨日は、193国会の召集日。
朝、函館駅前で街宣を行った後、上京した。
衆参両院議員総会、
代議士会、本会議、委員会、
行政書士賀詞交換会、
法務省打ち合わせ、調査室挨拶、
天皇陛下をお迎えしての開会式、
再度の本会議と、隙間のない日程をこなし、
最終便で帰函した。
その後、市内で三つの新年会に参加し、帰宅。
泥のように眠った。
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朝のテレビは、トランプ氏の
大統領就任ニュースで満載だ。
1)総理と憲法
憲法施行70年の節目に当たり、
私たちの子や孫、未来を生きる世代のため、
次なる70年に向かって、
日本をどのような国にしていくのか、
その案を国民に提示するため、
憲法審査会で具体的な議論を
深めようではありませんか。
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上記は、昨日の193国会冒頭の
内閣総理大臣施政方針演説の一節だ。
一見何の変哲もない演説に思われるかもしれないが、
総理が国会でこうした発言をすることに
相当な違和感を覚える。
==憲法99条==
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、
この憲法を尊重し擁護する義務を負う
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総理の演説は、
あたかも憲法改正が前提であるかのような発言だが、
総理はこの憲法99条を知っているのだろうか。
また行政府の長である総理が、
国会審議を促すかの発言をすることも問題だろう。
国会での憲法議論に関しては謙抑的であるのが、
総理の節度だと私は考えている。
2)時代の潮目
ダボス会議で中国の習近平国家主席が、
中国が自由貿易圏をつくることを公言した。
一方、アメリカやイギリスが、
一見、保護主義と思われるが方向に走り出している。
30年前、40年前のことを思うと、
何という倒錯だろと思う。
しかし、私は、
この両者の言い分にはそれぞれ意味があり、
その真意を確実に見極めて、
日本の進むべき進路を誤らないようにしたい。
まず完全に時代の潮目が変わったこと認識すべきだ。
自由な経済も、保護主義経済も功罪あり、
単純にどちらが良いかは言えないということだ。
今後は自由経済的な側面と、保護主義的な側面、
その両者が渾然一体となって進むのだと思う。
このことについてはいずれ、
書きたいと思う。
今日も地元を走り回る。
さあ今日も確実に前進します。
== 2017.1.21 ==
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