徒然日記
12月23日 その3409『逢坂誠二の徒然日記』(5106)
低気圧の影響で、昨日から函館は、
激しい雨と風になっている。
今朝は、夜明け前は霧、
今は、雨が降ったり止んだり不安定な天候だ。
札幌などは降雪のため、飛行機離発着に乱れがある。
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昨日の糸魚川の火災、信じられない状況だ。
自然災害を除くと、
過去20年で最大の火災だという。
今日さらに具体的な状況が判明すると思うが、
被害の全貌把握には数日かかる見込みだ。
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昨日も、水産関係者の皆さんから話を伺っている。
水産、さらに加工の状況は厳しい。
改めて総合的な戦略の見直しが必要だと感ずるが、
それぞれの規模や内容が違うため、
意見の一致は厳しいものと思う。
しかし、手をこまねいていると、
状況はさらに悪化する。
1)新年度予算案
一般会計97兆4547億円の
来年度予算案が閣議決定された。
過去最高額の予算案だ。
歳入は、公債費が34兆3698億円と歳入全体の35.3%で、
借金体質から抜け出すことはできていない。
所得税は17兆9480億円(18.4%)、
法人税は12兆3910億円(12.7%)、
消費税17兆1380億円(17.6%)などだ。
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歳出は、
国債費が23兆5285億円と歳出全体の24.1%で
歳入、歳出ともに借金体質だ。
34兆円借金して、返済に24兆円使っている。
借金返済のために、借金している状態だ。
このうち利払いが9兆1604億円(9.4%)で、
元金の返済は14兆円あまりにとどまる。
これが日本の財政の現実だ。
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私たちが求めていた
保育士・介護人材等の処遇改善、
給付型奨学金の創設等が盛り込まれたのは評価できる。
しかしここ数年、補正予算が当たり前のことになった。
今年度も三次補正まで行うという。
本来、補正予算は、緊急に備えたり、災害対応のためのものだが、
最近は、通常予算の積み増しのためにも当たり前のように使われている。
今年度は当初予算から歳出は3兆円余、
新規国債の発行も4兆円余り増えている。
だから毎年度の当初予算同士を比べて
増減を論じることは、
あまり大きな意味がない雰囲気だ。
今後、予算審議までに、
当初予算案の内容を精査し、
来年の予算審議に備えたいが、
今後の金利変動などを思うと、
背筋が凍る思いだ。
さあ今日も、確実に前進します。
== 2016.12.23 ==
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