徒然日記
2月20日 その1668『逢坂誠二の徒然日記』
松前町での新春の集いを終え、
昨夜、都内入りした。
今朝の夜明け前の都内は、
雲もなく実にスッキリと晴れ上がっている。
天頂付近はまだ漆黒状態だが、
東の地平線付近がだいだい色に染まっている。
私の好きな夜明け前の空だ。
朝の気温は1度程度、
日中は9度まで上がり、
晴れ間が広がる見込みだ。
しかし、
北海道は
まだまだ強い雪の降る状態が続く。
1)カキとニラ
昨日午前、
しりうち味な合戦
「カキVSニラまつり」にお邪魔した。
http://www.town.shiriuchi.hokkaido.jp/hotnews/detail/00000162.html
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知内町のニラは生産量全道一で、
現在の販売額は10億円を超えている。
知内産ニラは「北の華」ブランドで出荷され、
肉厚、幅広だが柔らかい。
土鍋にお湯をはり、
しゃぶしゃぶのようにして、
ポン酢などで、シンプルに食べる。
これだけで、知内ニラの持つ実力が良く分かる。
こんなニラの食べ方で、
食べれば食べるほど、
健康になるようなそんな予感がする。
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知内のカキは、
外海の潮の流れの早い場所で養殖される。
そのため身の締まった濃厚な食感が
売りになっているばかりか、
ノロウィルスなどの心配が極めて少ない。
この知内の名産二品を売りつくす、
食べつくすのが、
カキvsニラ祭りだ。
私も初参加だったが、
会場前には長蛇の列ができ、
その人気の高さに圧倒された。
来年は、
白ワインでも持ち込んで、
知内のカキとニラを
存分に楽しみたいと思っているが、
実現できるだろうか。
2)新春の集い
昨日は、松前町で新春の集いを開催した。
寒さと雪の中だったが、
大勢の皆さんにご参加を頂き、
心から嬉しく思う。
例年同様、白神女性部の皆さんが、
ボランティアで
けんちん汁、クジラ入りソーメン、
さらに今年は海苔弁当を振舞ってくれた。
いずれも私の大好物だ。
また会場では、
私が松前町に対して具体的に行った仕事について、
もっと話をすべき等、
色々と気遣いの言葉を頂いた。
料理の振る舞いも、気遣いの言葉も、
本当に有り難く、心から感謝している。
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昨日の松前をもって、
1月8日、長万部町を皮切りにした今年の新春の集いは、
13箇所全てを無事に終了することができた。
今年も約3千名の皆さんが、
会場に足を運んで頂いた。
政治家として、
こうした対話の場を持たせて頂けるのは、
何にも変え難い有り難さだ。
この間、準備等に奔走した事務所の
島、小島、浜谷をはじめとするスタッフや
それぞれの地元の関係者の皆さんに
衷心より感謝する。
こうした応援は、
政治家として、
苦しい場面や困難を乗り越えて行く
原動力になるものだ。
とにかく、とにかく感謝、感謝、
感激のひと月半だった。
3)日記
この週末は、
この日記の文末が、
「だ、である」に変わったことについて、
多くの方から、その理由を聞かれた。
この変化を、
良いと評価する声も頂いた。
この日記の出発点は、
ニセコ町長時代の町長室日記だ。
町長室日記は、
町長としての私から
職員に語りかけるものであり、
ある種の丁寧さが必要だった。
国会に軸足を移してからも、
語りかけ口調を意識していた。
しかし、語りかける対象が広すぎて、
正直なところどうも、
しっくり来ていなかった。
また昨秋、政府を離れ、
広い分野で仕事をするようになって、
自分の考えを先鋭化する必要も感じていた。
そこで、語りかけ口調から、
自分の考えを明確化することなどを意図しつつ
「だ、である」に文末を変えることにした。
今回の週末の質問の多さを思うと、
随分たくさんの地元の方に、
この日記を読んだ頂いているようだ。
そのことに対し、
心から有り難く思う。
4)空
私は、子どもの頃から空、星が好きだ。
一時は天文学者になりたいと思ったほどだ。
なぜ空や星が好きなのか理由は分からない。
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しかし最近、ちょっと気が付くことがある。
自分の考えや、社会のあり方が、
随分と狭くなっているのだ。
そんなとき、空を見上げると、
その広がりの大きさに安堵感を覚えることがある。
社会全体のある種の狭窄感を
空を見上げることで解消しようとしているとは、
少し考え過ぎだろうか。
さあ今日もしっかりと前進だ。
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2012・2・20 Seiji Ohsaka
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