徒然日記
10月21日 その3346『逢坂誠二の徒然日記』(5043)
都内の朝の気温は13度。
日中の予想最高は20度。
昨日よりも随分と気温が下がる。
しかし函館は、朝は3度、日中は10度と、
それぞれ10度も低い。
道内は、朱鞠内での12センチの積雪を始めとして、
各地で雪になっている。
天気図を見ると、
西高東低、高圧線が縦に密集した冬型の天候だ。
1)湯水の如く
昨朝、毎週木曜日の原発ゼロの会世話人会が行われた。
独自に様々な資料を収集して、
原発にまつわる勉強を行なっている。
勉強すればするほど、
原発が破綻状態と言わざるを得ない現実が見える。
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使用済み核燃料の処理ができない
(これは通常のウラン燃料であれ、
MOX燃料であれ同様だ)
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核燃料サイクルを実施する意味が失われている
(価格が高い、環境への負荷が大きい、核の拡散を招く)
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事故原発以外でも廃炉の先行きが見えない
(廃炉方法、廃棄物の処分、廃炉費用などが不透明)
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これらに加えて福島第一原発問題
(賠償、除染、中間貯蔵施設、廃炉など)
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深刻な状態だと思うが、
政府の対応は場当たり的でその場しのぎだ。
そして問題はコストだ。
これら様々なことに要するコストは、
最終的には全て国民負担とならざるを得ない。
もちろん一部費用には
電力会社の資産売却費用等が充てられるが、
その資産にも上限、限界がある。
不足する費用は、電気料金に上乗せするか、
税で賄うしかないのが現実だ。
つまり最終的には、国民負担しか道はない。
安全性や環境への負荷等も大問題だが、
増え続ける必要コストが、
湯水の如く国民負担になる可能性が高いことだ。
その国民負担は、昨日の東京新聞の報道によれば
30兆円と見込まれているが、
もっと増える可能性があると私は見ている。
明日以降、この金額について、言及したい。
2)問題発言
沖縄の米軍ヘリパッド建設工事で
東村高江周辺を警備する機動隊員が、
建設に反対する市民に向かって
「触るな。土人」「シナ人」などと
発言していたことが発覚した。
これは単なる暴言、ヘイト的なスピーチで
済まされる問題ではない。
機動隊は法律によって、
ある一定の条件に該当すれば、
国民の自由を拘束できる権限を持っている。
一方、一般の警備会社の警備員には、
警備業法15条でその権限がないこと明示されている。
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(警備業務実施の基本原則)
第15条
警備業者及び警備員は、警備業務を行うに当たつては、この法律により特別に権限を与えられているものでないことに留意するとともに、他人の権利及び自由を侵害し、又は個人若しくは団体の正当な活動に干渉してはならない。
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こうした一般の警備員とは違う力を持つ機動隊が、
暴言を吐いているという意味で、二重の問題なのだ。
正直なところ沖縄以外の県警機動隊が、
沖縄県であのような職務に当たる
法的根拠が薄弱との指摘もある。
昨日は総務委員会が開催されず、
予定の質疑が流れてしまった。
今日は、法務委員会で、
上記のことも含めて質疑を行う予定だ。
さあ今日も、確実に前進します。
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2016.10.21
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