徒然日記

10月29日 その3039 『逢坂誠二の徒然日記』(4683)



昨日は、朝、函館に戻り、
函館、北斗両市内を回った。

今日は、都内で講演、
党本部での打ち合わせがあるため、
昨夜、都内入りした。

今日の午後は、
小泉元総理の来函に合わせて、
私も帰函する。

東京と地元、行ったり来たりの日々だ。

1)地域の自主性
過日政府は、
名護市辺野古への新基地建設をめぐり、
予定地に隣接する三区に対して
地域振興の補助金を市を通さずに直接交付する
新たな枠組みを創設する考えを伝えた。

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これは自治を蔑ろにする酷い話だ。

加えて国民の自主的・自律的な意思決定を
カネで縛る卑劣なやり口でもある。

自治や民主主義を考える上で、
極めて大事な自主性・自律性を阻害し、
依存的で他律的な国民性を助長することになる。

こんなことを繰り返してしまえば、
最終的に国の力が削ぎ落とされることになるのが、
なぜ今の政府の皆さんには分からないのか。

国づくりの基本基礎が分かっていない
としか言いようがない。

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わが国には、人口3百数十万人の横浜市から、
人口200人の青ヶ島村(東京都)まで、
多様な基礎自治体が存在する。

また山間過疎地や離島など、
基礎的自治体が置かれている地理的条件も様々であるうえ、
歴史的、産業的背景も違っている。

日本の民主主義を今以上に底堅い確実なものとするためには、
そうした基礎自治体の多様性と
地域の自主性・自律性を尊重し、
地域のことは地域で決定できる地域主権型を目指すべきなのだが、
今回の政府の対応は、こうした考えとは真逆のものだろう。

地域を考える原則は以下だ。

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「補完性・近接性の原則」に則り、住民自治と基礎自治体を重視する

地域の自主性・自律性を尊重する

地域の多様性に配慮した自治のあり方を構築する

地域の自主性を尊重した自治体間連携を進める

国と地方が対等な関係にあることを踏まえ、国と地方が協働する

予見可能性のある安定的な地方財源の確保に努める

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政府の沖縄や原発立地自治体への対応を見ていると、
こうしたこととは真逆のことを行っている。

繰り返すが、
こんなことをすれば、
国力が削ぎ落とされることになる。

2)退職公務員連盟
昨日、北斗市内で開催された、
退職公務員連盟道南ブロック交流会に出席した。

退公連の皆さんは、年金問題への要望など、
いつも活発な活動を行っている。

さらに様々な地域活動の主体となって活躍している。

昨日も、たくさんの意見を伺うと同時に、
意見交換もさせて頂いた。

真摯な対応に感謝している。

3)小泉元総理
改めて告知だ。

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小泉純一郎元首相が、
日本のエネルギー政策の問題点や
原発の危険性について語る講演会が、
函館市で開催される。

皆様、是非ご参加を!!

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「ストップ大間原発、大いに語る!〜日本の歩むべき道〜」

日 時:10月29日(木)14:00〜15:30
会 場:函館国際ホテル
入場料:800円(予約不要)
主 催:ストップ大間原発、大いに語る!実行委員会

お問合せ
080-5590-4117(高橋)
070-5285-1070(中森)

さあ今日も、確実に前進します。
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      2015・10・29
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