徒然日記
10月28日 その3038 『逢坂誠二の徒然日記』(4682)
昨日朝、都内入りし、
幾つかの会議に出席した。
昨夜の都内の空には、
大きな満月が浮かんでいた。
道端の街路灯と見違うほどの明るさだ。
月は我々が思う以上に
明るく光を放っている。
1)携帯電話料金
安倍総理が携帯電話料金の
引き下げ方策検討を指示している。
国民の皆様にとっては、
料金が引き下がるのは嬉しいことだが、
携帯電話料金は、国の認可料金でもなんでもない。
基本的に携帯電話各社の自主判断で、
自由競争原則の中で決まっていくものだ。
そこに総理が口を差し挟むことには違和感がある。
そこで昨日、総務部門会議を開催し、
携帯電話三社(ドコモ、au、ソフトバンク)、
情報労連、総務省から聞き取りし、
質疑を行っている。
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総務省では、総理発言を受け、
低廉で利用しやすい携帯電話の
通信料金を実現するための方策検討を開始している。
年内の取りまとめを行うという。
その結論がどうなるかはまだ分からないが、
その結果を携帯電話各社に
押し付けることにはならないという。
当然のことと思う。
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事業者や情報労連からは、
ユーザーの使途や需要と供給のバランスの中で、
各事業者が自主的に判断し検討すべきもの、
あるいは公正な競争環境を整えることが
重要などの指摘があった。
いずれも当然の指摘だと感ずる。
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安倍総理の経済に対する指摘は、
政府としてののりを
超えているものと感ずる。
もう少し指示、発言に慎重さが求められる。
今日は、早朝の便で帰函し、
函館と北斗市内を歩き回る。
さあ今日も、確実に前進します。
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2015・10・28
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「のりを超えている」、その通りだと思います。同時に、その程度の表現では間に合わないのではのだろうかとも思います。
私たちは、当初警戒された独裁的言動はその後もあからさまであるのに、時間を経て既成事実となるほどに、馴らされ、慣れっことなり、社会自体が漂流し始めていることが見えなくなりはじめているのではないのだろうか。この「状況的傾向」に対してもっともっと敏感でありつづけ、そのトンデモ性を浮き彫りにし続けなくてはならないのではないのだろうか? その認識と自覚の旗を鮮明に掲げない限り「民主党」にも民主党たる勢力挽回の突破口は開けないのではないだろうか?……という思いです。
状況を動かす超野党派的結束連帯の対抗を実現するべく懸命の行動を念じています。背任的逃げ回りを許している臨時国会が正念場となるのではないでしょうか。与えられた時間を無駄にせず!
貴兄の期待どおりのぶれない奮闘ぶりはフクシマにとっても頼もしいものと感じています。アBノーマルな政治家個人の恣意的な意思・発言が国政全体(社会)の流れを決定づけてしまうような民主主義の破壊とそれに対する国会(議員)の機能不全が止まらない現政権下、戦後70年のニッポンにあらわれた惨憺たる政治状況と「民主主義破壊政権」の社会への浸透を信じがたい思いで目を凝らし、「国民主権」の体力強化を図っているところです。