徒然日記
8月2日 その2951 『逢坂誠二の徒然日記』(4595)
函館は、雲の広がる朝を迎えたが
雨は降っていない。
気温は21度程度。
日中も雲が多く、予想最高気温は25度程度だ。
昨日から函館港まつりがスタートし、
昨夜は花火大会が行われた。
市内は大勢の見物客でごった返した。
私も駅前から本町に戻るため市電を利用したが、
数台待たなければ
市電に乗車できないほど利用者が多かったうえ、
乗り込んだ電車はぎゅうぎゅう詰め状態。
やっとの思いで帰宅した。
1)いけまぜ
昨日、『いけまぜ夏フェス2015inゆうばり』にお邪魔した。
今年は、泊まることはできず残念だったが、
少しの時間でも良いから、会場に顔を出したかった。
函館から空路新千歳入りし、レンタカーで夕張に向かった。
夕張は、新千歳から車で1時間ほど。
道東高速道の開通によって、
夕張は、新千歳空港から極めて近い、
便利なところになった。
会場で、早速、小児脳外科医の高橋義男先生に挨拶。
1年ぶりに会うのに、
相変わらず無愛想だが、それが良い。
変な社交辞令的な挨拶は、私も嫌いだ。
「適当に回って帰って。」
今年は、私が1時間しか滞在出来ないことを知っている。
高橋先生の言葉通り、会場を一巡する。
体調の良い人も悪い人も、
みんなが思い思いに会場の雰囲気を受け止めている。
いけまぜの当たり前の姿、
高橋イズムともいえるものなのだろう。
夕張の皆さんの雰囲気も良い。
財政破綻で吹っ切れたのかもしれない。
どこか破れかぶれの雰囲気があるが、
それが自然に見える。
短い時間だが、
とにかくみんなの顔を見て、
地域の風に当たるだけで、
最小限の目的は達成だ。
しのごの言わずに、
とにかく、当たり前に具体的にやる。
これが大事だ。
そんな当然のことが出来ない社会に楔を打ち込む
「いけまぜ」精神は今年も健在だ。。
==以下、いけまぜ開催の理念==
もっと「外に出たい!」「何かしたい!」そんな思いをもちながら、
障がいがあるということだけで、
あきらめなければならないこどもたちが数多くいます。
彼らが自由に飛び出していける社会を創るためには、
何が一番大切だと思いますか?
それはスロープでもなく、エレベーターでもなく、
「人が理解すること」だと私たちは思っています。
彼らが私たちと同じ感情をもち、同じように楽しいことを楽しんで、
生きたいと思っている、と真に理解すること。
そして、たとえ歩けなくても、話せなくても、
彼らにもたくさんの能力があるということ。
それらを社会一般の人が理解することで、
彼らの「真の障がい」をクリアすることができる、
と私たちは思っています。
できるだけ多くの人が、彼らと接する機会をつくり、
それらを確実に認識することができたら、
そして、彼らとの時間を共有し、互いに認め合えたら、
また、その時間を自分自身の糧にすることができたら、と思います。
そんな「いけまぜ」の世界は
誰もが少しずつ助け合って生きる、優しい社会。
そんな時代が早く来ることを願って・・・。
==以上、引用終了==
2)安保法案は廃案に
安部総理が成立に執念を燃やす
安保法案は廃案にするしか選択肢はない。
今回の安保法制は、
日本を攻撃していない国に対しても、
自衛隊が、
ある一定の条件のもとで武力行使ができることが、
一つの柱だ。
これは専ら日本を守るために存在する自衛隊の役割、
いわゆる専守防衛を逸脱し、
憲法に反すると指摘される。
現行憲法のもとで、
そもそもこうした法案を提出することが、
立憲主義に反することになり、認められるものではない。
立憲主義を簡単に言えば、
憲法の枠の中でしか政治などを行えないという、
当たり前のこと。
安部総理は、今回、その基本的で当然のことを
ないがしろにしようとしており、
安部総理の思い通りに安保法案が成立したら
日本は法治国家としての機能を失うほどの一大事。
だから、連日大勢の皆さんが、
国会周辺や全国で反対の声をあげている。
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通常、国会で審議をすればするほど、
国民の理解が深まることが多い。
しかし今回はその逆で、
審議すればするほど国民の反対の声が多くなっている。
国民の皆さんは、安部総理の目指す、
今以上に積極的に武力行使をする日本を望んでいない。
だから、審議とともに反対が増えるのだろう。
自衛違が地球上の多くの場所に出かけて、
他国軍と一緒に武力行使をすることよりも、
今の日本に必要なのは、
日本周辺の守りをしっかり行うことだ。
そこを手薄にしたまま、
遠くへ出かけるのは本末転倒だろう。
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そして近隣諸国との友好関係を
確実なものとするための努力を尽くすことだ。
日本と同じ敗戦国であるドイツは、
この50年余、近隣国との関係改善に心血を注いできた。
その結果、現在はヨーロッパの中で
確固たる立場を占めるに至っている。
私は、この2年の間に三度ドイツを訪問し、
戦後ドイツの歩みを学ぶ中から、
近隣諸国との友好関係の確立が
外交の基本であることを痛感している。
しかし安部総理の対応は、
近隣諸国との対立をあおりかねない対応に見える。
これは外交の基本を逸脱している。
日本の進むべき道は、
戦後歩んできた平和主義の道を
より確かなものとしながら、
外交努力を基本に専守防衛に徹することだ。
3)TPP
ハワイでのTPPの基本合意が見送られた。
今回成立すると見込まれたが、先送りになって安堵している。
TPPの成立に反対する多くの皆さんからも
良かったとの声が寄せられた。
しかし安心はできない。
今月末までに、再協議をするかもしれないとの情報が流れている。
国益を損ねかねないTPPには、断固反対だ。
今日は午前5時から会合があるため、
日記を書いて、屋外での活動開始だ。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2015・8・2
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