徒然日記
3月4日 その2385『逢坂誠二の徒然日記』
函館、夜明け前の気温は氷点下5度だ。
確実に日中は春らしい天候になっているが、
寒さは相変わらずだ。
昨日は、朝の街宣に始まって終日、
外回りだったが、
寒さが骨に凍みる感じだった。
一時、春の陽気になったので、
心が緩んでいる。
1)制裁
政府は給与削減をしなかった自治体への
補助金を減らすと方針を決めたと報じられている。
====
政府は、2013年度中の実施を求めていた
公務員給与削減に応じなかった市町村に対し、
今年5月に配分予定の公共事業関連の補助金を減らすという。
国の意向に従わない自治体に対する制裁となる。
この話を聴いて、
多くの国民の皆さんは、
当然と感ずる方も多いかもしれない。
====
しかしこんなことをすると、
自治の芽は、削がれることになるだろう。
責任を持って自ら考え行動する心を如何に強化するかが、
この20年余りの日本の行政の大きな課題だった。
給与を上げるか下げるかなど、
それは最終的には、
自治体議会で責任を持って判断すべきことだ。
だがしかし、ここ1年余りの政府のやり口を見ていると、
自治体の自主性を育むのではなく、
補助金や交付税などによって、
政府の意のままに自治を制御する場面が多い。
こんなことをしていると、
上意下達的な依存体質が助長されることになる。
給与削減条例の議論だって、
国の意向だからと言うことで、
形骸化した議会議論になるだろう。
自治が国の下請け機関になるということだ。
沖縄県の二つの自治体での首長選挙では、
政府与党幹部が、
与党の意に沿う候補が当選すれば、
500億円や100億円の基金を設置する等と発言したという。
こうしたことは結果的に、
日本の民主主義の基礎体力を奪うことになる。
安倍政権の国家主権体質があらわになっている。
ウクライナ国内の緊張が高まっている。
ロシア軍、ウクライナ軍のにらみ合いが続く情勢のようだ。
こんなバカなことは即刻、中断すべきだ。
今日も、しっかりと前進します。
=============
2014・3・4
=============
マグマグの送信登録・解除はこちらです。
http://www.ohsaka.jp/magazin/