徒然日記
6月15日 その2122『逢坂誠二の徒然日記』
函館は、雨の朝を迎えた。
農家の皆さんには、恵みの雨になるだろう。
連日、密度の濃い時間を過ごしている。
地元回り、講演、会合など、
ぎっしり詰まった日程が続いている。
さすがに疲労感があるが、
今日も頑張らねばならない。
1)公共投資
安倍政権の経済財政政策の一環として、
公共投資予算が増えている。
私は、小渕内閣の頃の経験も踏まえ、
地域には公共投資予算の消化能力があり、
それを超える予算付けは、
予算を効果的、効率的に執行できなくなる
可能性があると指摘してきた。
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三日前は帯広、
さらに一昨日と昨日、
小川参議、福原道議と一緒に、
桧山管内を回らせて頂いたが、
そのことを実感している。
建設事業者の皆さんは、
今回の予算増に対し、
大きな期待を抱いていることは事実だし、
そのことを批判する方はいない。
しかし良く良く話を聞くと、
随分と課題が多く、
建設業界を取り巻く状況に
混乱が生じていることが理解できる。
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・
多額の予算付けにも係わらず、
設計などの準備が整わず工事が発注されない
・
役所では予算をさばけないため、
工事発注情報が適切に出てこない
・
東日本大震災の復興予算もあり、
日本全体で公共投資予算がダブつき気味になっている
・
そのため資材、
人件費など、さまざまな経費が上がっている
・
特に落札契約後、
公示単価が値上がりすることが多く、
事業者のコスト割れ状態が頻発し、
工事ができない場面もある。
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こんな実態が伝えられている。
公共投資は、即効性のある景気対策と言われる。
だが限度を超えると
弊害が少なくないことに十分な注意が必要だ。
今日も密度の濃い一日だ。
午前は、横路孝弘さんを招いていの憲法に対する学習会、
午後は、片山善博元総務大臣の講演会などをはじめ、
夜遅くまで対応すべき案件が詰まっている。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2013・6・15 Seiji Ohsaka
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