徒然日記
4月12日 その2058『逢坂誠二の徒然日記』
昨日は、函館事務所で仕事をした後、
市内の挨拶回りに出ている。
その途中で、大幅な交通の渋滞に遭遇したが、
なんと不発弾の処理による交通規制だった。
自衛隊の処理によって、事なきを得たが、
色々なことが起きる。
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一昨日は、深夜まで活動をしていたため、
昨夜は、外回り、来客の後、早めに布団に入った。
しかし、止せば良いのに読みたい本や資料などを
枕元に置きなつつ、布団に入ったた。
疲れているはずなのにそれらが気になって、
パラパラめくり始めると、なかなか寝付けず、
結局、午前3時頃まで、資料などを読んでしまった。
布団を被って、眠ろうと思ったが、目が冴えて眠れないので、
日記を書き始めることにした。
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午前3時の函館の気温は2度程度。
雨にはなっていないが、空には雲があるようだ。
今日も変わりやすい天気。
夕方までは急なにわか雨の可能性があるらしい。
風が引き続き冷たい雰囲気で、
日中の気温は、7度程度までしか上がらない。
1)インターネット選挙運動
今日の衆院本会議で、
インターネット運動解禁法案が可決され、
参院に送られる予定だ。
これによって、夏の参院選挙では、
インターネットによる選挙運動が解禁となる見込みだ。
解禁が遅すぎたと私は思っているが、
まずは第一歩を踏みだした。
しかし当面は、結構混乱すると思っている。
思い付くことを羅列してみた。
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〈改正の概要〉
Ø 全ての人が活用できる
ウェブサイト等(HP、Twitter、Facebook、Line…)
Ø 候補者と政党のみ活用できる
(第三者の利用は検討課題とする)
電子メール(SMTP、SMS)
〈 当面は混乱するだろう(5年程度で定常化するか?)〉
通信環境は、劇的に進化しているが、
公職選挙法は古色蒼然たる規定ぶりであり、
その落差ゆえの混乱は大きい。
もっと早く解禁していれば、
ICT技術の進化に応じて、
あまりストレスなく選挙運動も変化できたはず。
30年前のパソコン通信の時代は、
時間も場所も対象者も限定的な
掲示板やメールのみ(しかも文字中心)
今は、HP、ブログ、メール、音声、動画、
リアルタイムの双方向通信を、
誰でもが、どこでも、いつでも、
瞬時に利活用可能。
(放送局よりも即効性がある)
メール利用は政党と候補者だけに限定されたが、
Twitter、Facebook、Lineなどを認めているため、
事実上、全て解禁状態と言ってよい。
そして候補者とは誰かが問題になるかもしれない。
つまり候補者本人が全て直接メール送信できとは思われず、
誰かが代理で行うなどもあろう。
こうした場合は適法なのかなど、
今後、整理すべきことが多い。
HPやサーバーの管理を委託する際に、
純然たる管理と選挙運動の境目はどう区別するのか、
これも実施までに整理する必要があろう。
なりすまし対策も必要。
政党の存在が色濃い国政選挙の場合は、
マンパワーと資金によって、各候補者の違いが出る。
個人的側面の強い小規模自治体選挙は、
もちろんマンパワーと資金の差もあるが、
インターネットに対する候補者個人の
認識、力量による差が出る可能性が大きい。
選挙期間中は、資金面の制約があるため、
選挙期間前にHPなどについて
十分な環境整備を行う必要がある。
〈 ハード面の不具合はどうすべきか〉
検索エンジンなどに対して、
特定の政党や候補者を検索し易い、
あるいはし難くした場合などへの対処方策がない。
大容量高速通信回線と
能力のあるサーバー、これらを活用できるかどうか。
〈 マンパワーと資金(カネがかかるだろう)〉
インターネット選挙解禁で
カネがかからない選挙運動が実現すると言われるが、
いつでも、どこでも、誰でも、
瞬時に発信可能な媒体に対応するために、
技術者や人力が必要であり、当面はカネがかかるものと思う。
ITコンサルタントなどの奪い合いも想定される。
つまりマンパワーと金によって、
情報発信に差が出る可能性が高い。
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結論:
当面はインターネット選挙運動解禁で右往左往する
(メールが制限されているが、現実は全面解禁に近い。)
カネがかかる。
しかし今の公選法の運動規定が、
あまりにも古く厳格なため、
インターネット運動を解禁しても、
運動にあまり変化がないかもしれない。
公選法に既定された運動とセットで見直す必要がある。
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ところで、電子投票についても、
今後、議論される方向が委員会では確認されたようだが、
電子投票について思うことを羅列する。
結論:
まだ実施する環境にない。
開票作業は早そうに思われるが、それ以外の課題が山積。
投票の適切さを保てるか(あまりにもブラックボックス)。
投票の証拠はどう確保するか(→結局は紙で保存する逆説)。
投票機器機材の保管と動作確認。
故障と停電対策。
大量の情報を瞬時に認識できる「一覧性」は、紙媒体に劣る電子画面。
機器機材の利権など…。
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インターネット選挙運動解禁にあたり、
こんなことを考えている。
課題は多いが、
日常生活でのネット利活用を考えると、
解禁は遅すぎた。
様々な課題を克服しつつ、
適切な状態に軟着陸させる必要がある。
2)日米地位協定
過日、前泊博盛さんの
『日米地位協定入門』(創元社)を紹介した。
この本を読んだ、数人の方から、
目からうろこ、
初めて地位協定が分かった、
何が問題かが見えたなど、
本を紹介したことを喜ぶ、しかも強い感想を頂いた。
改めて、この本を多くの皆さんに読んで頂きたい。
今日も函館事務所で仕事をした後、
市内回りの予定だ。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2013・4・12 Seiji Ohsaka
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