徒然日記
12月22日 その1949『逢坂誠二の徒然日記』
昨夜も帰宅が遅かったため、
今日はちょっとゆっくり目の朝を迎えた。
選挙終了後、翌日は挨拶回り、
その後、即、東京事務所の撤収作業を行い、
昨日からまた地元活動を開始した。
昨夜は、連合後援会長の配慮で、
一緒に食事をして今後のことなどを話し合った。
いつながらの心遣いに感謝、感謝の夜だった。
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今日の函館の天候は、雪時々曇り。
最低気温はマイナス1度。
日中はプラス4度程度になる見込みだ。
雪がとけ出して、
濡れた路面からの水はねが気になるかもしれない。
1)懸念
新たな政権となる自民党の動きを見て、
気になることがある。
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医薬品のインターネット販売が、
解禁される可能性があるのではないか。
私は、医薬品のインターネット販売に反対の立場だ。
しかし自民党を応援する様々な顔ぶれを見ていると、
ネット販売解禁の発言が飛び出し兼ねない印象を受ける。
医薬品のネット販売は、
一見、国民の利便性を高めそうに思われるが、
負の側面が極めて多く、
相当慎重に考える必要がある。
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勢い良く経済景気対策の話が躍っている。
10兆円規模の補正予算、
200兆円の公共事業、
物価上昇目標2%、
大幅な緊急緩和など、
一見合理性があるように思われる。
しかし、経済社会の構造変革とともに、
これらのことを行わなければならない。
経済成長すれば雇用が拡大し賃金も上がる。
これが安倍さんの頭の中にあるのだろう。
しかし問題は、
景気と賃金が必ずしも連動していないことだ。
どんなに雇用が拡大しても、
非正規雇用、パート労働者ばかりが増えるようなら、
個人消費が増えるなどは期待できない。
地域や国民にお金が回る構造への転換対策を行いつつ、
経済景気対策を行う必要がある。
同時に公共投資が増えるようだが、
財源対策と国債金利に十分は目配りが必要だ。
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原子力ゼロが、多くの国民の覚悟だと私は理解しているが、
新しい政権は原子力ゼロを唱えているわけではない。
逆に原発の新設、
再稼働も視野に入っているように思われる。
福島の事故は、
忘却の彼方に葬りされれるのだろうか。
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憲法改正、国防軍、集団的自衛権の行使など、
これらも勇ましい言葉が並ぶ。
強い国家「日本」を目指すという。
強い国家は、
安定的な国民生活を基本とした強い社会あって初めて実現する。
外向きの国家の殻が強くても、
国民生活がボロボロならば、
それは強い国家とは言えない。
国家のあり方に対する議論をすっ飛ばして、
軍事的変化による強い国家だけを語っても意味がない。
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中央政府と地方政府との関係があまり語られていない。
道州制は、中身の曖昧な呪文のような言葉だ。
道州制が実現すれば、
中央政府と地方政府の関係が円滑になり、
国民生活にプラスに作用するものといは言えない。
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TPPの本質が語られていない。
農業問題だけクリアすれば
TPPに参加しても良いかの印象を振りまいているが、
TPPは日本社会の構造を根底から変え、
日本の伝統、文化や慣習も変えかねない。
こうしたことをもっと議論する必要があるが、
経済側面だけの議論しか見えない。
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今回の選挙では、
安倍さんの教育観について、
あまり語られることがなかった。
この点についても色々と懸念がある。
今日は、講演会や関係者の皆さんと、
今後の私の政治活動について、
話し合いを行う。
おおさか政治塾の最終回も、
本日行う予定だ。
今日も多くの皆さんにお世話になる。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2012・12・22 Seiji Ohsaka
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倶知安町在住のものです。余計なお世話ですが、日記冒頭部分に(全投稿)
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と表示されております。管理者の方に言えば数分で解消される問題(htmlに誤字がある)ですので、修正された方が良いかと思います。
また日記末尾のまぐまぐ!への登録リンクもちょっとしたミスがあるので、これもわかっている人に相談すればすぐ解消いたします。
お身体気をつけてお過ごしください。
医療人の端くれとして、医薬品のインターネット販売は
様々な弊害が生じる可能性があるように感ずる。
匿名性が可能なインターネット上で、
薬剤師や薬種商がどのように医薬品の
説明をできるのか、と懸念する。
原発新設容認の向きがあるが、国防軍創設、憲法改正等
原発ゼロを掲げる民主党をダメだと言って多くの国民が誕生させた
新政権は、1960年代の様相に様変わりしそうな
気配を感じるのである。