徒然日記
3月1日 その1123『逢坂誠二の徒然日記』
今日から3月です。
新しい週の始まり。
1)チリ
一昨日、チリで大きな地震が発生し、
甚大な被害が発生しています。
これに対応するため、
発生後から官邸や総務大臣とも連絡をとり、
漏れの無い対応をするため調整をしています。
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また地元の北斗市では、
昨日、市長選挙の投票が行われました。
津波からの避難対象区域内に、
投票所がある選挙区について、
投票をどう扱うべきか等の相談をうけ、
早速、公職選挙法の担当である、
総務省と調整を行っています。
2)調整に
先週金曜日は、
予算員会質疑に関し、
早朝から大臣らとの打ち合わせを皮切りに、
終日、各種の調整に時間を割いています。
特に今国会に提案を予定している、
地域主権関連2法案と
次の地域主権戦略会議の内容などについて、
関係者を回って説明を行っています。
この世界は、こうした事前の調整が
極めて大事なものとなっています。
今日も、この調整に走り回る予定です。
3)小樽&ニセコ
一昨日、二つの講演を行っています。
一つは民主党北海道第4区総支部から要請を受け、
小樽市での勉強会で地域主権改革ついて話をしています。
勉強会の後、参加者の皆さんと
昼食を食べながら意見交換をしました。
・子ども手当
・戸別所得補償
・経済見通しと成長戦略
以上の点について、様々な意見が出されましたが、
制度の本質が理解されていない、
あるいは伝わっていないことを痛感しました。
やはり既存の報道から伝わる内容は限定的であり
政策の本質が必ずしも伝わるものではありません。
参加者の皆さんからも、
「民主党もマスコミを持たなきゃダメだ」と言われるほど、
情報不足なのです。
もちろん党がマスコミを持つことにはなりませんの、
政策をどう伝えるか、さらなる工夫が必要です。
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二つ目は、
ニセコの有志の皆さんに招かれての講演です。
久しぶりに訪問するニセコは、
2月下旬だというのに
道の両脇にはうず高い雪の山があります。
私の家の屋根にも1メートル近い雪が乗っています。
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今回の講演は、私が担当する
地域主権、地域活性化、地方行政の
最新情報などを話して欲しいとの依頼を受けてのものです。
会場の町民センターには、
土曜の夕刻だというのに、
札幌や日高など町外からの参加者も含め
200人近い人が集まってくださいました。
また宮谷内後志町村会会長をはじめ、
管内の町村長さん、議長さん、
さらにJA関係幹部の皆さんなどにもおこし頂きました。
大きく4つの柱に沿って、
1時間15分ほど話をしています。
・市場、政府、コミュニティのバランス
・民主党の地域に対する考え方
・地域主権戦略(原口プラン)の進め方
・地域をどう捉えるか
多少専門的な内容も含む講演でしたが、
参加者の皆さんには熱心に耳を傾けて頂き、
話し甲斐のあるものとなりました。
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講演会終了後、
参加者の皆さんと交流会を開催しています。
交流会には、
ニセコ産酒造米による日本酒、
ニセコ地ビールに加え、
ニセコの地場食材を活用した料理するグループ
「じゅうごばあ」の手作り料理もたくさん提供され、
それはそれは華やかなものでした。
私も久しぶりにニセコビールを片手に、
「じゅうごばあ」の料理を堪能しました。
「じゅうごばあ」の始まりは、
私の町長時代に遡ります。
数名の女性が町長室を訪問され、
「地場食材を最大限活用した
ニセコならではの料理を提供したいから何かできないか」
との申し出を受け、活動がスタートしています。
あれから10年近くが経過し、
その活動がさらにしっかりとしているのを目の当たりにし、
なんとも頼もしく誇らしい気持ちになりました。
「じゅうごばあ」のみなさんの今後の夢は、
綺羅街道沿いに自分たちの店を持つことだと言います。
その夢を是非とも実現させて欲しいと思います。
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交流会では、一人の方と話し込む時間が、
ついつい長くなってしまいます。
もっと多くの方々と話をしたかったのですが、
残念に思います。
会場には、
私と初めて会う方々も多くおりましたし、
私が町長選挙に初めて挑戦した
1994年当時からの支持者の皆さんにも大勢おこし頂きました。
選挙区が変わったにも関わらず、
こんなにたくさんの方々に
お越しいただけたことに心から感謝しています。
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今回の講演会を企画し、
主催された皆さんに心から感謝申し上げます。
一部新聞では、
今回の開催意図を曲解した報道もありましたが、
昨夜の雰囲気を見ていれば、
それがまさに誤解だと気づいてくださると思います。
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ニセコは、私が40年以上もかかわった私の故郷です。
一昨日は、まだまだ寒さの厳しい冬の夜でしたが、
故郷ニセコの暖かさに包まれて、
心安らかな時間となりました。
多くの関係者、参加者の皆さんに、
心からお礼申し上げます。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2010・3・1 Seiji
Ohsaka
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報道のありかたには私も強く不満を持っています。
たとえば昨日、某テレビ局で外国人に参政権を与えるかどうかの
是非についての特集がありました。
私はこの問題に詳しいわけではなく、どうなっているのか実情を知ろうという思いで番組を見ましたが、ほとほとあきれてしまいました。
相手がしゃべっているにもかかわらず皆が勝手に意見を言うものですから
まったく騒音でしかない時間が刻々とたっていきます。誰一人として意見
が聞きとれないのです。
現在、マスコミも不況のおかげで広告収入の減少から制作費の切り詰めがなされていると聞きますが、こんな状態を続けていてはそれこそ国民の信頼を失っていくでしょう。