徒然日記
10月14日 その1896『逢坂誠二の徒然日記』
函館は、今朝も青空の広がる明るい朝を迎えた。
朝の気温がついに一桁となり8度だ。
午後には、雨になる可能性が高い。
日中は20度程度になる見込みだ。
1)会営薬局
一昨日、札幌市内で講演を行ったが、
その前に一瞬時間が空いたため、
10月1日に開局した
北海道薬剤師会の会営薬局を訪問した。
新しく整然と整備された薬局には、
調剤室はもとより、研修室、
クリーンベンチなどが設置されている。
この薬局は、
派遣薬剤師の確保と派遣調整、
無薬局地域等への薬剤師派遣の実施、
薬剤師の専門分野の実地研修の企画など、
多様かつ重要な役割を担うことになるが、
実際に訪問して、これらへの期待がより高まってくる。
2)シーベルト、ベクレル
放射能や放射線量について議論している際に、
その単位について混乱することがある。
分かり切っていることだが、
今一度、整理したい。
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放射能:
放射性物質が放射線を出す能力のこと
放射線:
物質を通過する高速の粒子や波長が短い電磁波のこと
放射性物質:
放射能をもつ物質で、
放射性ヨウ素や放射性セシウムなど様々な種類がある。
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電球にたとえると、
放射性物質が電球、
放射能が電球が光を出す能力、
放射線が光にあたる。
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ベクレル:
放射性物質が放射線を出す能力(放射能の強さ)を表す単位
農産物などの食品に放射性物質が検出された場合、
1kg当たりのベクレルで示される。
シーベルト:
人体が受けた放射線による影響の度合いを表す単位
放射線を外部から受ける外部被ばくの場合:
空間線量と被ばくした時間によって
放射性物質を含んだ食品などを摂取して
体の内側から放射線を受ける内部被ばくの場合:
ベクレルと食べた量(kg)、実効線量係数によって
それぞれ人体への影響の程度(単位:シーベルト)を計算する。
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ベクレルとシーベルト、
議論の際に混同しがちだが、
これらのこともしっかりと頭にいれておく必要がある。
3)希望
13日、函館市内の野又学園調理製菓専門学校の
学校際にお邪魔した。
生徒が作ったオムライスやパン、
出汁巻き玉子、クッキー、
ケーキなどが販売された。
開場の10分ほど前に学校に到着したが、
もう既に100名近い皆さんが列を作っていた。
私も列に並びワクワクしながら学校に入る。
ケーキやクッキーの甘い香りの漂う学校内には、
次々と市民が訪れる。
まさに大盛況というべき状態だ。
料理を提供するのは生徒たちだ。
来場者の目の前で、
真剣にオムライスを作っている。
フライドポテトを揚げたり、
出汁巻き玉子を作るのも生徒たちだ。
いずれも真剣で目に光がある。
茶道クラブによる抹茶の提供も
全て生徒たちが行う。
短い時間の中で、
生徒たちが茶道の作法を覚え、
掛け軸や器に対する知識を深めたという。
いずれの学生も躍動感に溢れている。
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私も多くの学校祭を訪問するが、
こんなに学生のやる気に満ちた学校祭は初めてだ。
有名料理店で活躍する先輩も多いというが、
学生たちの動きを見ていると、
その現実にも納得が行く。
ヤル気に満ちた学生たちに触れ、
日本の将来に大きな希望を感じた学校祭訪問だった。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2012・10・14 Seiji Ohsaka
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