徒然日記
10月4日 その1886『逢坂誠二の徒然日記』
都内は、青空の広がる朝を迎えた。
今日は朝のいつもの時刻に
日記を書くことができず、
遅い始動となっている。
1)防災計画
原子力規制委員会が、昨日、
原子力災害対策指針の改定案を示した。
重点区域をこれまでの原発から半径8〜10キロ圏域から
30キロに拡大する内容だ。
対象自治体が45から135に増える。
改定指針づくりと原発の防災体制整備は、
規制委が優先的に取り組む課題に挙げていたもの。
田中俊一委員長は、
防災計画の改定が、
現在停止中の原発の再稼働の条件だとの考えを示している。
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新しい原子力災害対策指針のポイント
・
原発の周辺住民の被曝(ひばく)防護対策を確実にする
・
原子炉格納容器や原子炉建屋の機能が失われ
放射性物質が大量放出するような過酷事故を想定
・
規制委が緊急時モニタリングの司令塔を担う
・
防災対策の重点区域を原発から
半径30キロ圏に拡大。
即時避難区域は同5キロ圏
・
緊急時の現地拠点オフサイトセンターは
原発半径5〜30キロに立地。
代替施設を30キロ以遠に複数準備
・
複合災害や過酷事故に対応できるよう訓練を計画
・
避難者の精神面や入院患者の負担を踏まえた避難計画を策定
・
緊急時被曝は年間20ミリシーベルトまで、
長期的には1ミリシーベルトを目標
・
将来の潜在的な健康影響に関する懸念に対応して、
長期的な健康評価システムの確立
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こうした見直しは重要なことだが、
これだけの手当てが必要だとなれば、
そのコストも膨大だ。
原子力発電の
費用と便益のを論ずることは、
その意味をなさないほどに
費用が増大していると言える。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2012・10・4 Seiji Ohsaka
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