徒然日記
8月4日 その1827『逢坂誠二の徒然日記』
今朝の東京は、
連日の猛暑に比較すれば、
多少は過ごしやすい。
もちろんそれでも
予想最高気温は30度を上回る見込みだ。
今日は、朝のうちに帰函し、
週末は、地元での活動となる。
そのため今日の日記は、
移動中の機上で書いている。
1)国会審議
あまり余計なことは書けないが、
国会審議の水面下の動きを見ていると、
辟易することばかりだ。
目の前に審議すべき案件は山積している。
連日、フル回転で国会審議を行ったとしても。
限られた会期の中で、
それらをこなすことは、なかなか難しい。
したがって、本来ならば、
与野党が協力して、
とにかく審議を行うことが、
国民的感覚から判断すれば常識的なことだ。
ところが国会の常識はそうではない。
とにかく難癖をつけて、
審議をしないことが、
国会の王道のように語られる。
委員会理事が、
簡単に審議に応じてしまうと、
経験不足とか、
委員会運営が稚拙など
悪い評価を受けてしまうことも少なくない。
したがって、
当選一回の
まだまだ世間の常識が
通用するだろうと思われる議員までもが、
慇懃無礼な態度で、難癖をつけて、
審議を阻害する発言を行う。
それが国会議員として、
質の高い行動だと思い込んでいるらしいが、
私には、滑稽な姿に見えてしまう。
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国会の審議は、衆参両院で行われる。
ほとんどの場合、
一人の大臣は複数の案件を抱え、
時には両院の複数の委員会への出席が必要になる。
そうなれば当然、
国会審議の日程調整が極めて重要になる。
こんな状況の中、
世間的な常識であれば、
与野党が前向きに協力して、
審議日程を調整することになる。
しかし現実は、そんな雰囲気にはなっていない。
もちろん与野党が協力していないわけではないのだが、
その協力は、決して前向きとは思われない。
衆参両院の日程が混みあっているのだから、
多くの関係者が相当に連絡を密にして、
不確定な状態から、
徐々に日程の精度を高める必要がある。
しかし殆どの場合、
相当程度に条件が整わなければ、
日程協議にすら入れないのが現実だ。
法案への賛否や、
党派、会派間の様々な思惑が交錯しているから、
こんな状態になっていることは理解する。
しかし、それにしてもだ、
日程闘争が主戦場になってしまい、
真の議論が置き去りにされる状態は、
言論の府としては如何にも悲しいことだ。
日程調整にたけることが、
日本の国会議員の重要な資質であることは、
現状を見ると納得せざるを得ない。
しかし、それだけが前面に出過ぎてしまい、
この日本をどうするのか、
政策全体をどう切り盛りするのかの視点が、
二の次、三の次になっているのは、
完全に本末転倒だ。
いずれの日にか、
こんな倒錯した国会のあり方を見直して、
常識の通用する世界しなければならない。
こんな発言が、
日本の国会では
子ども臭いことに受け止められるようだが、
常識の通用する世界にしなければ、
国民の皆さまからの信頼を得ることは難しい。
今日は、函館空港到着後、
八雲に移動する予定だ。
午後には、函館市内で
オープン・ミーティングを実施する。
気軽に多くの皆さんに
おこし頂きたいと思う。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2012・8・4 Seiji Ohsaka
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