徒然日記

文民統制が機能していない/逢坂誠二 7871回

【24年7月20日 その6174『逢坂誠二の徒然日記』7871回】
今日は朝の便で帰函します。夜明け前の都内、東の空に木星が見えます。朝の気温は既に27度、日中は35度の予報です。日中は晴れ、夕方には雨の見込みです。函館の最高気温は28度の見込みです。

1)文民統制が機能していない
防衛省の不祥事、不手際が泥沼化しています。

海自の潜水士が潜水手当を不正に受給していた問題で、不正受給の総額が当初の公表分より約1000万円多い計約5300万円に上るようです。また不正に関わった隊員4人が詐欺容疑などで逮捕されていた事実も公表しておらず、大臣にも報告していなかったとのことです。

自衛隊の役割、責任の大きさはいうまでもありません。私もその役割に大いに期待している1人です。しかし今回の一連の不祥事を考えると、組織として機能しているのかどうか、大きな不安を覚えます。

逮捕者が出ているのに、大臣にそれを知らせていないのは、大臣のメンツ丸潰れです。部下と大臣との信頼関係もボロボロ状態と言えます。そして何よりも文民統制が機能していないことが明らかです。これは自衛隊の本質に関わる問題です。

なぜこうした状態になったのかを早急に解明する必要があります。
単に部下の処分だけではなく、政治家が腹を括るべき問題です。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2024.7.20===
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皆様のコメントを受け付けております。

  1. こんにちは。

    私は、一貫して、無暗な軍備増強路線に反対しています。
    その理由は、日本は、過去、「軍」を統制できない国家でしたし、
    今も、「軍」を統制(文民統制はその必要条件)できていません。
    つまり、近代国家としての体を成していないと考えているからです。

    その統制ができていないことが、ごく些細な現象が下世話な金銭問題の
    形で現れたのが、今回の不祥事だと思います。
    「外に向かう軍」を持つなど、100年早い。

    うらべ
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