徒然日記

将来への備え/逢坂誠二 7866回

【24年7月15日 その6169『逢坂誠二の徒然日記』7866回】
昨朝、アメリカのトランプ前大統領が演説中に銃撃されたという、信じられないニュースが飛び込んできました。どんなに意見の対立があろうが絶対に許されない行為です。暴力に訴えると社会も民主主義も破壊されてしまいます。

今日の函館は、靄っぽく雲が多めの夜明け前です。靄のカーテンの向こうから太陽がのぼってきました。朝の気温は19度。日中は晴れ、26度になる見込みです。

今日は正午から15時まで、函館市本町交差点で「街頭おしゃべり会」を実施します。気軽に声をかけて下さい。

1)将来への備え
選挙区選出の国会議員が地元選挙区のために汗を流すのは当然のことです。政治家は、それに加えて行うことがあります。国民や国の将来を見据えて、今は不必要だと思われることでも、予め対策を打っておくことです。

私は、町長時代に、水源地の上流部の土地を無理をして購入しました。当時、議会からは、何の必要があるのかとの疑問も寄せられましたが、水源地を守るためには、予め対策を講ずる必要があると説明し、何とか納得頂きました。今のように外国人の土地購入や投資が旺盛になる前、25年ほど昔のことです。

その時点で、水源地に危機が及んでいた訳ではなかったのですが、将来に備えての購入であり、今になってその意味が多くの方に共有されたものと思います。

政策立案をする際に、目先のことに惑わされて、近視眼的な対策に終始することがあります。費用対効果にとらわれるあまり、今すぐ金が儲かるかどうかが政策判断の基準になる場面も多々あります。もちろん収益性を念頭におきながら、足元の危機に対応することは重要です。しかしそれだけに終始していたのでは、将来を誤ります。

即効性のある地域の経済的な潤いや、今の苦しみや困難を克服することを、多くの国民は求めます。しかも自分にとって、少しでも有利な解決策になることを望みます。これは当たり前のことであり、何も批判されるべきことではありません。しかしこれだけに拘っていたのでは、将来の危機に備えることや、将来に向かっての持続可能な発展はあり得ません。

極言すれば、今だけ良ければ、自分さえ良ければ、金さえ儲かれば良い、こんな価値観に席巻されてはダメだという、政治家としての矜持が必要です。

私は、今の日本は、国際的にも、国内的にも、戦後最大の危機を迎えていると感じています。この理由の一つが、前述した矜持、これのない政治をこの30年あまり続けてきてしまったからです。

仮にこんな私の思いが、国民の皆様に評価されないものであったとしても、政治が本来果たすべき役割を貫きたいと私は考えています。その基本は次のポイントです。

政策の基本:子ども、若者、高齢者など全ての人にやさしいこと
経済の基本:みなさん一人ひとりが豊かになること
国づくりの基本:教育と1次産業への投資
政治の信頼の基本:徹底して透明化すること

私は、常にこんなことを基本にして活動しています。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2024.7.15===
逢坂誠二への個人献金はこちらです。
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