徒然日記

公文書記録管理院/逢坂誠二 #7794

【24年5月4日 その6097『逢坂誠二の徒然日記』#7794】
昨日は、NHKテレビ出演、憲法集会に参加し、夕方帰函しました。午前4時の函館、雲が少なく、東の地平線が少し明るくなっています。朝の気温は6度、日中は18度程度です。
今日は、みどりの日です。

1)公文書記録管理院
憲法に関し、様々な議論がありますが、これまであまり議論されていないことがあります。

第2次安倍内閣以降、公文書の改ざん、廃棄、ねつ造、隠ぺいなどが相次ぎ、国会でも嘘の答弁が行われました。これは民主主義の危機であることは当然です。

行政などの活動を適切に記録し、それを確実に管理すること、この体制が日本では不十分です。行政などにとって不都合な記録が残らない可能性もあり、行政などから独立した機関が、行政などの記録を残すことやその記録の管理を徹底させる必要があります。

会計検査院並みの独立性の強い公文書に関する機関を憲法に書き込む、これが今の日本には必要なことではないかと私は考えています。これは立憲主義を深化させる観点からも極めて大事なことだと思います。

==憲法90条==
国の収入支出の決算は、すべて毎年会計検査院がこれを検査し、内閣は、次の年度に、その検査報告とともに、これを国会に提出しなければならない。
2 会計検査院の組織及び権限は、法律でこれを定める。
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以上が会計検査院に関する規定です。

会計検査院は、立法、行政、司法から独立した組織ですが、公文書についても、強い権限のある独立機関の存在が必要です。

憲法に公文書記録管理院の規定を加え、日本でも公文書管理に対する権限の強い機関を設立すべきと思います。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2024.5.4===
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皆様のコメントを受け付けております。

  1. こんにちは。

    会計検査院並みの独立した公文書管理機関の設立、
    大いに賛成です。でも、憲法に書き込むとなると、
    自民党は必ず他の事項と抱き合わせて来るでしょう。

    公文書管理機関に限らず、問題はそこでしょう。
    他の事でも同じです。議論の仕組みを事前に細々と
    詰めておくことが必要であろうと思います。
    ――――――――――――
    うらべ

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