徒然日記
国民全体が潤うこと/逢坂誠二 #7720
昨朝、街宣活動を行った後、上京しました。夜明け前の都内、空全体に雲が広がり星は見えませんが、それほど厚い雲ではありません。朝は既に16度程度、日中は晴で、何と23度まで上がる見込みです。夕方6時頃から雨の見込みです。
1)国民全体が潤うこと 昨日の毎日新聞コラム「風知草」からの引用です。
==== 「日本のGDP(国内総生産)世界4位へ後退」報道のさなか、豊かさの新しい指標の研究者でもある神田真人財務官(59)に、新指標のミソを聞いた。
「社会の豊かさを見る上で大事なことの一つは公平さですね。ビル・ゲイツ独りもうかって、残りは貧乏なら政治は乱れ、社会は不安定になるでしょ?」
「もう一つ。土地や水の質などの自然環境や、社会で共有されている公共的な価値は守る。未来の世代を危機に追いやるような社会は豊かとは言えない」
==以上、引用終了==
「一人が儲かって、残りが貧乏なら社会は不安定になる」
これは重要というか、当然の指摘です。
ある国が石油などで大儲けをする。しかしその儲けは、石油利権を所有している一部の国民にしか回らず、国民が貧しい状態。そうなれば国民全体の購買力は弱く、石油以外の産業の芽が育ち難いのです。
多くの国民にもその儲けが回り、国民の購買力を高め、国内での消費活動を活発にすることで、お金の循環が始まり、国全体が豊かになります。
政治の役割は、このお金の循環を考えることです。
これまでの日本は、政府が多額の国債を発行して予算を編成しても、日銀が多額の国債を購入して現金を潤沢にしても、結局は国民個々人は潤っていません。
つまり政治が誤った政策を選択しているのです。
税制(高額所得者、大企業優遇を見直す) 働き方(非正規から安定雇用、賃上げ、可処分所得の増加) 教育(無償化、学びなおし、新たな学び)
こんな方向に転換しなければなりません。
自然環境や公共的価値については、明日書こうと思います。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2024.2.20===
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こんにちは。
神田氏、至極まっとうなことを言っていますが、
言う事とやっていることはまるで違う。
彼は国立大学を法人化し、予算を年々削る仕組み
をつくった官僚の一人。国立大学という公共的価値
を棄損してしまった可能性が高いと思います。
公務員という立場上の指示された公務で
あったと言え、責任はあります。
――――(引用)―――――――――――
豊かさの新しい指標の研究者でもある神田真人
財務官(59)に、新指標のミソを聞いた。
「もう一つ。土地や水の質などの自然環境や、
社会で共有されている公共的な価値は守る。
未来の世代を危機に追いやるような社会は
豊かとは言えない」
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