徒然日記
23年6月3日 その5761『逢坂誠二の徒然日記』(7458)
1)異次元?の少子化対策
一昨日発表された異次元の少子化対策の素案概要は以下などです。
児童手当:
所得制限撤廃、高校卒業まで支給延長。(扶養控除廃止は検討事項)、第 3子以降は3万円。2024年度実施を検討
出産・子育て応援交付金:
計10万円の制度化、 26年度をめどに出産の保険適用を検討
奨学金:
拡大する。修士課程の大学院生に「授業料後払い制度」を導入し教育国債で資金調達。
学校給食費:無償化へ調査
こども誰でも通園制度:就労要件などを問わない制度を創設
育児休業給付:
出生後一定期間の育児休業給付を手取り10割相当に引き上げ検討。25年度から。
年収の壁問題:
106万、130 万円の「年収の壁」を意識せず働けるよう短時間労働者に被用者保険を広げる。
雇用保険:週20時間未満労働で育休給付を受けられるよう保険適用拡大を検討
フリーランス支援:育児期間中のフリーランスらを経済的に支援
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以上が概要ですが、「異次元の」という形容とは、かけ離れている印象です。昨日も書いた通り、財源議論を先送りしたことも問題ですし、望む方が結婚できないことが少子化の要因の一つなのですが、それらへの対策は見当たりません。従来の延長線上の対策に感じます。
我が党の「子ども・子育てビジョン」(中間報告)は以下です。 (いずれこの説明もします。)
cdp-japan.jp/article/20230316_5659
昨年の合計特殊出生率が1.26だったと、昨日、発表がありました。2005年に並んで過去最低です。しかも低下は 7年連続です。出生数も77万人です。こうした状況にもかかわらず、岸田総理の危機意識は希薄に思います。少子化対策を全力を尽くさねばなりません。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.6.3===
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こんにちは。
政府の「少子化対策」、”官僚に頼むとこのような作文が出てきました、
取り急ぎ、国民の皆様にお示しします”と言う印象ですね。
道は遠い、と言っている内に取り返しのつかないところまで
行ってしまいそうです。
うらべ
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