徒然日記

22年12月11日 その5587『逢坂誠二の徒然日記』(7284)

空全体に薄雲が広がる夜明け前を迎えた都内です。星は見えませんが、西の空に微かに火星が視認できます。月も雲の向こうにボーッと輝いています。気温は5度、日中は晴れ、14度の見込みです。

1 )旧統一教会などの被害者救済法
昨日、土曜日ですが、国会が開かれ、旧統一教会などの被害者救済法が会期末ギリギリで成立しました。我が党の粘り、日本の維新の会などとの野党の連携、こうしたことを牽引力にして、政府与党の重い腰を上げさせて何とか成立に持ち込みました。もちろん今回の法律は十分なものではありません。そのことは与野党協議の場でも、国会審議の中でも、何度も確認しています。今後は法律が施行する中で、次の改正に向けて確実な準備をしなければなりません。
今回明確になったのは、旧統一教会から応援を受けていた自民党の皆さんは、被害者救済に極めて消極的であったことです。誰が真に被害者の皆さんのことを思い、その対応のために具体的に動いたのか、これらのことを国民の皆さんには、しっかりと認識してもらいたいと思います。やはり定期的な政権交代がなければ、健全な民主主義は根付きません。
色々と課題のあった今国会ですが、戦略的に野党が連携することの重要さを再確認した国会でもありました。多くの皆さんに心からお礼申し上げます。

2)クリスティン・マクヴィーさん死去
フリートウッド・マックのクリスティン・マクヴィーさんの訃報を知りました。亡くなったのは11月30日、79歳とのことです。昨朝、早く起きてフリートウッド・マックの曲を少し聞きました。「セイユー・ラブ・ミー」、「ソング・バード」など、彼女の忘れならない歌声です。
フリートウッド・マックといえば、最大のヒットアルバムは 1977年発売の『噂』です。私が高校3年生から予備校生の頃です。耳に残る分かりやすい楽曲でした。もちろんこの時期以前にも、以後にも良い曲がたくさんあります。昭和に全盛を極めたミュージシャンの訃報に触れることが多くなりました。昭和が遠い時代のことになりつつあります。
ところでアトランタ・リズム・セクションというアメリカのバンドが1978年に発売した「イマジナリー・ラバー」という曲があります。(アルバム『シャンペン・ジャム』からのシングルです。)
この曲は、LPでは当然33回転で再生します。しかしそれをあえて 45回転で再生すると、まるでフリートウッド・マックの楽曲のように聞こえます。昔は、こんなことをして楽しんでいました。
今は、LPを持っている方も、レコード・プレーヤーを持っている方も少ないとは思いますが、そんな機会に恵まれている方は試してみては如何でしょうか。( YouTubeでもできるかも?)
フリートウッド・マックといえば、こんなことも懐かしい思い出です。

さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.12.11===
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皆様のコメントを受け付けております。

  1. こんにちは。

    「昭和に全盛を極めたミュージシャンの訃報に触れることが多くなりました。
    昭和が遠い時代のことになりつつあります。」とのこと、同感ですが、
    「昭和」には、戦前から戦後、高度成長期以降とバルブ崩壊後と言うくくり
    も出来ます。

    米国のロック、ポップス、そしてカントリー全盛期は、「黄金の70年代」
    として、世界の軽音楽史に残る時代だろうと思います。下宿で、”ながら”で
    ラジオを聞きながら、本の世界に没入していたものでした。この時代の米国
    ポップスを聞くと、夜、ふと窓の外を見ると、第2農場越えに、センチュリー
    ロイヤルホテルの回転展望レストランの仄かな明かりと、赤くゆっくりと
    点滅するい航空灯が目に入ったことが懐かしく思い出されます。

    10数年前、同期会で札幌へ行った際、このホテルに念願の宿泊。
    学生時代とは逆に、部屋の窓から下宿のあった方を見て、当時のあれこれを
    思い出しながら、楽しい夜をすごしました。このホテルも来年で営業終了
    だそうです。札幌オリンピックの開催に合わせて開業したそうですから、
    半世紀、時間は確実に流れていきます。

    うらべ
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