徒然日記
22年9月10日 その5496『逢坂誠二の徒然日記』(7193)
東の空は、これからのぼる朝日の赤が雲に反射しています。
路面が濡れており、夜は雨だったようです。
今の気温は23度、日中は29度の見込みです。
1)山積する課題は多いが
国葬、旧統一協会問題、物価高や円安、コロナ対策など、対応すべき案件は山積しています。
しかし今一度、少し先を見据えて確実に整理しなければならいことも山積しています。
それは教育への投資増加、食料の確保、個人を重視した経済への転換などです。
(これらは以前から繰り返し書いています。)
2)教育への投資
日本の科学技術論文の世界でのランクは以下の通りです。
22年前:4位(1998〜2000年)
12年前: 7位(2008〜2010年)
最新: 12位(2018〜2020年)
(文科省技術・学術政策研究所まとめ)
この20年余で、日本のランクは4位、7位、12位と順位を落としています。
中国は、22年前の13位から3位、1位と順位を上げました。
22年前のトップグループは、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本だったのですが、
現在のトップは中国、2位はアメリカ、3位はイギリス、4位はドイツです。
トップグループから日本が落ちて、逆に中国がトップに踊り出たのです。
米英独は、変化なしです。
論文数の世界シェアの日本の低下の度合いも高くなっています。
この現実は将来の日本に大きな影響を与えます。
科学技術面で、将来の日本が経済的に優位に立つことのできるネタを
生み出すことができない可能性が高いのです。
これは相当に深刻なことです。
その一方で、日本の教育費はOECD加盟国で最低水準です。
2018年
OECD平均4.1%
日本2.8%で最低水準
最大はノルウェーの6.4%
これはOECDが調べた教育機関に対する公財政支出のGDPに占める割合です。
科学技術論文のレベルが下がっているのに教育費が少ない、これが日本の現実です。
20 年程度先を見据えた教育への投資が不可欠です。
*個人や家庭の教育負担を下げること
*望む方なら誰でもが教育を受けられること
*教員の働く環境を改善すること
*大学への公的支出を増やすこと
教育予算を増額し、これらをはじめ教育政策の見直しを行なわなければなりません。
今日は朝の便で帰函します。
さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.9.10==
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おおさかさん、こんにちは。いつも応援しています!
疑問があります。
安倍さんの国葬をやるみたいですが、参列した方の香典は、どこに入るのですか?
愚問ですみません。