徒然日記
22年5月27日 その5390『逢坂誠二の徒然日記』(7087)
気温19度、午前一杯は雨の見込みで、午後に26度程度になるようです。
雨のため早朝の散歩は見合わせです。
1)遊覧船
知床の遊覧船が昨日、182メートルの海底から引き上げられました。
今日以降、事故原因の調査が進むものと思います。
運行会社の杜撰なやり方は言語道断です。
一方、国の監査が全く機能しておりません。
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運行会社が昨年の特別監査後に提出した改善報告書に関し、
とんでもない事実が判明しています。
北海道運輸局が改善報告書の「ひな型」を送付し、
同社はそれをコピペして提出していたというのです。
これでは自発的で確実な改善ができるはずもありません。
国がキチンと監査していれば、あの事故は発生しなかったかもしれません。
国の責任は重大です。
2)生活安全保障
昨日、泉代表が生活安全保障3本柱を掲げて、予算委で質問しております。
==党HPでの生活安全保障の説明です==
感染症や武力侵攻、気候変動など国際情勢が大きく変化しています。
立憲民主党はこうした重要課題に真正面から取り組みます。
その起点となるのが「生活安全保障」という考え方です。
生活安全保障とは、 まさに一人ひとりの「生活」の安全を保障すること。
生活を破壊する急速な物価高に、 政府・日銀はさらに対策を講じるべきではないでしょうか。
「人への投資」としての「教育の無償化」を強力に進めるべきです。
そして、食料、エネルギー、経済、防衛などの
各種安全保障政策を「生活」を起点に再構築すべきです。
「生活安全保障」は、命と暮らしの視点から、 日本を力強く再生させる、新たなキーワードです。
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国民の生活の安全を守りつつ、もっと良い未来を私たちは提示するのです。
3)防衛
昨日の衆院予算委での自民党の小野寺五典議員の質疑を聞きました。
小野寺議員は、防衛大臣を3度務められた、防衛問題に詳しい方です。
昨日は主に次の5分野を柱に質問をされました。
*反撃能力の保持
*サイバーセキュリティ対策
*認知戦への対応
*防衛生産技術基盤の維持
*防衛費の増額
昨日の質問を聞いて様々な感想を持たれた方が多いと思いますが、
今の時期、防衛に関する関心が高まっているのは事実です。
私自身、昨日の小野寺議員の質問に賛同できる部分もあります。
一方で、この分野の議論は、防衛力拡大の方向に、どんどん進む傾向があります。
我が国の国民の生活を守るためにどのような外交や防衛体制を構築すべきか、
私はこれからも、単に防衛費増額一辺倒ではなく冷静に議論したいと思います。
特に我が国が弱い、サイバーや情報分野には相当力を入れねばなりません。
食料もエネルギーも自給率が低い我が国の現状を思うと、
ひとたび戦争が始まれば、あっという間に国民生活に影響が出ます。
だから日本の最大の目的は、戦争しないことです。
国民の生活を守るために、外交交渉をはじめあらゆる対策を総動員して、
戦争をしない状態をいか持続するか、これが極めて大切です。
どんなに防衛力を高めても戦争が始まり、
国民生活を破壊したのでは本末転倒です。
あらゆる防衛の議論は、国民生活を確実に守る、
生活安全保障を念頭に行わなければなりません。
さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.5.27===
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