徒然日記
22年1月31日 その5274『逢坂誠二の徒然日記』(6971)
日の出前の東京の空、薄雲が広がっていますが、
今後は晴れ間が広がるとの予報が出ています。
今後は晴れ間が広がるとの予報が出ています。
朝の気温は 1度です。
1月も最終日となりました。
1)砂上の原発防災
今日の毎日新聞に「砂上の原発防災」と題する特集記事が掲載されています。
自治体の原発避難計画の実効性について、
原子力規制委員会など国には審査する仕組みがないと指摘しています。
今の日本のルールでは、自治体が避難計画を策定した後、
政府の原子力防災会議が、最終的に了承することになっています。
この避難計画の策定主体は自治体です。
その計画に責任を持つのも自治体だと私は認識しています。
一方、アメリカの場合、原子力規制委員会(NRC)が計画を評価し、
内容が妥当かどうかをNRCが責任を負う仕組みになっています。
日本も国が避難計画策定に関与し、
国が責任を持つ仕組みにすべきとの声も多くあります。
確かにそれも一案です。
そもそも事故が起きないことを前提にして原発の立地を決めたのが日本です。
事故が起きないことが前提ですから、
実効性のある避難計画が策定できるかどうかを検討した上での立地ではありません。
だから国が関与しようが、自治体主体であろうが、
確実な避難計画を策定できる保証がないが日本の原発なのです。
これが日本の原発の致命的な欠陥の一つです。
日本の原発避難計画は、国が関与するしないの問題ではないのです。
さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.1.31===
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