徒然日記

21年12月12日 その5224『逢坂誠二の徒然日記』(6921)

12月も12日となりました。

12が重なる日、私の性格上、何となく好きな日の一つです。

函館の夜明け前、気温は4度です。

空に雲がなければもっと下がったかもしれません。

雨や雪が降る気配はありません。

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昨日は、道連の常任幹事会を札幌市内で開催し、昼の飛行機で帰函しました。

雪がなく、夏靴でも歩けるので、ちょっと安堵しています。

冬になると東京と北海道の移動は、
冬靴やコートを別途用意する必要があり、結構、厄介です。

こんなことは、西日本の方々はあまり感じないかもしれません。

帰函後、自宅に溜まった書類を整理し、念願の散髪に行きました。

理髪店から外に出ると、雲の切間に上弦の月が浮かんでいます。

その月を見ただけで何とも落ち着いた気持ちになった夜でした。

1)後援会
昨夜、私の後援会の役員会、さらに忘年会を開いて頂きました。

コロナ感染に配慮し、あまり大々的に実施はできないのが現実ですが、
2年ぶりの開催となり、参加された皆さんと色々な意見交換をさせて頂きました。

総選挙、代表選挙と、後援会の皆さんには、本当にご心配をおかけしましたが、
後援会の支えがあって、私の様々な活動が成り立っています。

後援会の皆さんには、心から感謝しております。

2 )憲法など
憲法について、岸田総理は6日の所信演説で次のように述べました。

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我々国会議員には、憲法の在り方に、真剣に向き合っていく責務があります。
まず重要なことは、国会での議論です。与野党の枠を超え、国会において、積極的な議論が行われることを心から期待します。並行して、国民理解の更なる深化が大事です。大きく時代が変化する中にあって、現行憲法が今の時代にふさわしいものであり続けているかどうか、我々国会議員が、広く国民の議論を喚起していこうではありませんか。
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私は、憲法を一字一句変えてはならないという立場ではありません。

改正の必要があり、国民の皆様が賛同するのであれば、改正することに異論はありません。

しかし改正の必要もないのに、改正することだけが目的の議論には応ずる気はありません。

特に憲法99条の次の規定を確実に遵守したいと思います。
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天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う。
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日本国憲法を守る義務を負っているのは、国民ではありません。

私たち国会議員や裁判官、公務員なのです。

ここが憲法の極めて大事なポイントです。

特に私たちが、立憲民主党と名乗る根幹にも関わる部分です。

立憲民主党の綱領には「立憲主義に基づく民主政治」と題して次の規定があります。
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私たちは、立憲主義を守り、象徴天皇制のもと、日本国憲法が掲げる「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」を堅持します。
私たちは、立憲主義を深化させる観点から未来志向の憲法議論を真摯に行います。
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一方、自民党の 1955年の結党時の綱領には次の下りがあります。
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「現行憲法の自主的改正を始めとする独立体制の整備を強力に実行」
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つまり自民党の結党は憲法改正が目的だったと私は感じています。

現行憲法は公布後75年が経過し、この憲法のもとで私たちは歩んできたのです。

私たちは、この75年の歩みも大切にし、
さらに憲法99条の規定も念頭におきながら、憲法に向きあっています。

必要があれば改憲をするという立憲民主党と
憲法改正を前提にする自民党との大きな違いです。

しかしなぜ自民党は憲法改正を党是とするのでしょうか。

自民党の1955綱領には次の下りもあります。
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初期の占領政策の方向が、主としてわが国の弱体化に置かれていたため、憲法を始め教育制度その他の諸制度の改革に当り、不当に国家観念と愛国心を抑圧し、また国権を過度に分裂弱化させたものが少なくない。
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つまり自民党は今の憲法などによって国権が分裂弱化されたと考えているのです。

本当にそうなのでしょうか。
また改憲すれば、国権の分裂弱化が防げるのでしょうか。

この点を含め、十分に議論する必要があります。

国家の根幹に関わることです。

さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.12.12===

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