徒然日記

21年12月3日 その5215『逢坂誠二の徒然日記』(6912)

東京の夜明け前、気温は3度程度です。

総選挙、代表選挙を終えて気づいたら師走。

日めくりの残り枚数も少なくなりました。

昨日の両院議員総会で、
正式に代表代行として承認され、
早速、仕事を開始しております。

1)10万円給付

18歳以下の子供への10 万円相当の給付に関し、
現金とクーポンに分けた給付では現金一括にするより
事務経費が900億円高くなることに関し批判が相次いでいます。

こんな中、与党幹部からも方針転換に近い発言が出ています。

給付の実施主体となる自治体の判断次第で
全額現金での給付が可能だというのです。

クーポンだと(来年)3、4月には間に合わないという声もある。
あまり遅くなるのであれば現金給付も十分選択肢としてあり得る。

報道によればこんなことが言われたとのこと。

そもそも、この10 万円給付は問題山積です。

経済対策?、困窮者対策?、子育て支援?、
いずれの観点からも中途半端な内容です。

私は、生活困窮者に的を定めて実施すべきだと思います。

その際、一回切りの10万円では足りない方も多いはずです。

生活困窮の実態も踏まえて、追加対策も講ずるべきです。

また子育て支援は、一回限りではなく、児童手当の拡大など、
恒久的な制度として実施すべきです。

二兎も三兎も追いかけた結果、
効果のハッキリしないコストばかりがかかるものとなっています。

この給付は、政策意図も含め根本から見直すべきです。

2)ブレ始めた

10万円給付に限らず岸田政権の発信がブレ始めています。

過日、水際対策のため国際線の新規予約を一律停止要請を行いました。

ところが昨日、一転して一律の停止要請を取りやめ、帰国需要に十分配慮するよう、
国土交通省が航空会社に改めて通知したというのです。

コロナワクチンの3回目接種の前倒し期間に関しても方針がよく分かりません。

必要があれば8カ月を待たずして接種する範囲を検討するというのですが、
厚労省は6月とも良い、一体、何ヶ月で接種すべきなのか、随分とブレています。

政権運営にギクシャク感があります。

今日も朝から打ち合わせが続きます。

さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.12.3===

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