徒然日記
21年11月24日 その5206『逢坂誠二の徒然日記』(6903)
代表選挙6日目です。
東京の夜明け前の気温は6度です。
1)福岡
昨日は福岡で街頭演説、討論会、記者会見でしたが、
早めに福岡入りし、朝倉市内の2017年の豪雨災害現場を視察しました。
祝日にも関わらず市役所や自治体議員の皆様、地域の方々にも参加頂き、
色々と地域の事情を聞かせて頂きました。
崩谷と書いて「くえんたに」という地名があるのには驚きました。
九州には延長の短い急峻な河川が多いため、
古くから谷の崩壊と戦っていたのだろうと地元の方が話しておられましたが、
災害に強く暮らしを豊かにする公共投資を確実に実施しなければなりません。
ところで福岡は、予想に反して寒かった!!
2 )まじめな校長先生
昨日の朝日新聞に、話し方の専門家である岡本純子さんによる
代表選立候補4人の話し方に対する分析が掲載されていました。
我々4人を立憲民主党高校の先生に例えての分析です。
62歳の逢坂氏は言わば「まじめな校長先生」。
穏やかで理論的な分析、「ときめき感」は届きにくかった。
西村さんは「ちょっと厳しい教頭先生」で、語り口が硬くて抑揚がない。
もう少し、温かみが出るような話し方をした方がいい。
小川さんは「熱く語る担任」とし、口を真一文字にしたり、
悲壮感が漂う表情を見せたりする。『対話』を掲げる割に頑固そうに見える。
泉さんは「笑顔の体育の先生」で、落ち着いていて、
比較的、届きやすい言葉を使っていた。
時折、笑顔を挟んでいるのも、戦略なのだろう。
昨朝、この記事を読んで、私が校長先生であるかどうかは別にして、
ときめき感が届かないなどの指摘が的確で苦笑するほかありません。
岡本さんは、我々の議論に関し、
「内輪で議論をしている感がぬぐえず、個性を出せていない」と指摘。
野党のリーダー像については、
「話を聞くと元気が出る」「何かを変えてくれる」という感覚が重要。
一昨日の討論会に関し、
「互いにがんばろうとエールを送り合う場面が目立った。国民目線ではなく、党内目線だった。『こういう代表になり、日本のリーダーになればこれができる』という具体的なアピールが弱く、キーワードがほとんど頭に残らなかった」
との指摘もしております。
「国民のために何ができるか、個性のあるストーリーとともに語ることが大切だ」
とも述べています。
厳しい指摘ですが、岡本さんの指摘も踏まえて、
少しでもときめき感が届けられるか正念場です。
今日は沖縄の皆さんの話を伺って、
夜はニコニコ生動画とBS日テレに出演します。
強行軍ですが、全力で戦います。
さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.11.24===
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19歳です。
先日の討論会での若者支持に対する候補者の認識が違っているように感じたのでコメントさせていただきます。10年前の民主党時代は小学生で子供ながらに「民主党政権は酷い」と親やメディアに言われてきており悪いイメージが正直植え付けられています。民主党時代の総括、公約実現の達成度、経済政策など改善点をきちんと上げてもらわないと若い無党派層は耳を貸せないと言うのが私の周りの雰囲気です。
”野党は反対ばかり”というのは国会審議だけでなく反原発・反憲法改正など”反対ばかり”の政策が強調されすぎていて経済政策や環境保護などが見えづらいという事もあると考えます。
また、AbemaTVなどネットメディアに出演したり、『たまきチャンネル』の様にYouTubeで憲法改正や原発になぜ反対するのかや経済政策を白板で細かく説明する様な授業形式の発信も見てみたいです。
こんにちは。お疲れ様です。
代表選が終わりましたら、一瞥なさってください。プロなのかアマなのかは不明ですが、
なかなかの分析内容です。
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https://note.com/miraisyakai/n/n8aaba30c436a?fbclid=IwAR1pR6seeUG3_p00mkEtqvDtxNsisLBr0oThkb5Pav9OoV3ZQii2Z8Yrf20
いま、野党共闘が失敗であるという議論が盛んに展開されています。
しかし、ここまで検証してきたように野党共闘の効果は明白で、
どのように考えても失敗と結論付けることができるものではありません。
第49回衆院選では、現職の自民党の幹事長であった甘利明氏が小選挙区で
落選しています。平井卓也前デジタル相、塩谷立元文部科学相、金田勝年元法相、
桜田義孝元五輪担当相、若宮健嗣万博担当相も小選挙区で落選をしました。
石原伸晃元幹事長は、立憲の新人に比例復活をも阻まれての落選となりました。
これらは全て野党共闘の成立した選挙区です。
また接戦区の増加により、自民党の過半数の確保は、得票率の差が
4.66ポイント以内の接戦の選挙区で左右されることとなりました
(比例代表の獲得議席数が変わらない仮定をおいています)。
こうした結果となった以上、野党共闘が失敗であったという主張を
宣伝したい人たちがいるのは頷けます。しかしそれらの宣伝は、
言うまでもなく、出発点とするべき議論ではありません。
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