徒然日記
21年11月9日 その5191『逢坂誠二の徒然日記』(6888)
函館は一晩中強い風が吹いていたようです。
夜明け前の今も、窓を叩く風の音がします。
今の気温は15度程度、
日中もそれほど気温が上がらない状態です。
1)落ち着くこと
立憲民主党は政権党を目指しています。
このことは綱領にも記載があります。
しかし私は、今回の選挙で政権交代を前面には出しませんでした。
政権交代と叫んでみても
それが有権者の皆さんに現実的だと受け止められる状況にはないと、
私には感じられたからです。
非現実的なことを訴えても有権者の皆さんにドン引きされるだけ、
そんな風に私は思いました。
だから政権交代を前面には出しませんでした。
政権交代を訴えるよりも、1人でも多く議員を増やし、
政権交代に堪え得る状況を作るべき段階だと私は感じています。
私が慎重すぎるのかもしれませんが、落ち着くことも大切です。
さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.11.9===
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落ち着くことと同様に、マニフェストは早期に骨子を目に見える場所に掲げて、ソフトウェアやホームページのバージョンアップとその報告のように、逐次アップデート・ニュースリリースで知らせる形にした方が良いと思います。
そして出来たら、なぜそれを追加したのか、変更したのかということも議論などのソースを付記して追えるようにしてほしい。
欧米の政治を参考にするなら、これは必要不可欠なもので、政党が何を目指しているのか、政治家は人々の声を聞いているかということがクリアにわかりやすくなります。
今回の選挙では、立憲民主党が党としてどのような考えを持っているのか、非常にわかりにくかったと思います。その原因を共産党に求めたくなるのは理解できますがおそらくそうではないでしょう。
困窮者への支援・手当を前面に出すのはいいが、マイノリティへの配慮もいいが、すべてのベースは経済であり、選挙で重視することの項目で常にトップに経済が挙げられている以上は、その部分を強調しない限り・政策が浸透しない限りは何を言っても難しいのではないでしょうか。
与野党ともに支持率・支持者の数を気にしていますが、日本のメインのボリューム層は「支持なし」です。はっきりいえば政治家に期待なんてしていないし信用もしていないと言っているわけです。
そういう人たちを納得させるためにも、なぜどのようにしてその政策を掲げるに至ったのか、わかりやすい形で見えるようにしてほしいと思います。