徒然日記
21年5月31日 その5029『逢坂誠二 の徒然日記』(6726)
昨日、シエスタハコダテで開催中の
函館市産のホッケを使ったフライなどを
格安で販売するイベントにお邪魔しました。
函館漁協の若手5人による「ハコダテフィッシャーマンズ」の
発起人の熊木祥哲さんと宇賀浦の福田海産が連携して企画したものです。
会場では、開店の1時間前から客待ちの列ができたとのこと。
私が訪問した際にも、30人ほどの方が並んでおり大盛況。
一昨日はあっという間に完売したため、
昨日は販売品を増やして対応していましたが、
それでも飛ぶように売れていました。
以前、熊木さんと話した際には、
以下のような指摘をしていた印象があります。
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農産物には直売があるのに水産物は少ない
市場で勝手に値がつけられて誰が買うのかどう流通するかも分からない
市場流通に乗らない魚などは、近所に配るか廃棄するしかない
漁師はただ獲るだけで値段も決められずやり甲斐に繋がらない
魚を獲ることと消費者の繋がりが作れないか
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こんな思いの中で熊木さんは、
色々な取り組みを始めています。
昨日の販売会を見ていると、
こうした直売に対する需要が確実にあることが分かります。
函館という水産資源の豊富な地域に住んでいるのに、
私たち自身がその良さを心底享受できていない、
これが現実なのだと思います。
地域づくりの基本、出発点は、
地域に住む自分たち自身が
地域の良さを享受できることです。
熊木さんたちの目指すものは、
この基本的なことだと私は理解しております。
これらからも熊木さん達の取り組みを注目し、
確実に応援したいと思います。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.5.31===